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小学生の100マス計算

小学校で習う算数の計算問題は大きく分けて2つあります。単純に計算をするだけの問題と、文章を読んで式を自分で作ってから計算をする問題です。

前者の計算問題に関しては、なんとしてでも中学生に上がる前に身につけて欲しいと考えています。身につけるとは、正確性とスピードの両方を兼ね備えた状態にあるということです。いくら解けても時間がかかりすぎるようでは身についたとは言えません。

スピードアップのためには、日頃から時間を測って計算をしないといけません。これをしていない小学生が非常に多いです。時間を測らず解いていると、タイムを縮めようという気持ちにならず、計算の工夫をしようとしません。

つまり、時間を測って計算をすることで、スピードアップと計算の工夫の両方が達成できるわけです。

そこでおすすめしているのが100マス計算です。100マス計算は確実に解く時間が早くなるので、自分の成長が分かりやすく、モチベーションの向上につながります。最初は4分以上かかっていた100マス計算が、3分→2分半→2分→1分50秒とタイムが上がってくるはずです。1分半を切れば先生並みのスピードでしょう。

これを足し算・引き算・掛け算・割り算と進めてください。もっとレベルが上がれば普段使っている教材でも時間を測るように意識してください。まずは100マス計算で時間を測る癖をつけ、その後塾や学校のテキストにも応用していくという流れです。

これで、小学校の算数の計算問題はクリアできると思います。ぜひ家庭学習に導入してみてください。