神奈川県川崎市の塾|OKUNO塾のつぶやき

JR南武線 武蔵新城駅|毎日8:30更新

小学生の勉強〜英語編〜

小学生にオススメする勉強、今回は英語編です。

小学生から学校での英語教育も本格化し、これまで以上に英語の習得を求められています。当塾の生徒たちを見ていても、今までは高校3年までに英検2級、中学3年生までに英検3級という流れが、中学3年までに英検2級、小学6生までに英検3級という流れが主流になりつつあります。早い生徒だと中2で英検2級を取得しているので、小学生の早いうちから英語の勉強は始めたいですね。

英語の勉強でまず意識してほしいことはローマ字を覚えることです。なので、タイピングゲームをよくオススメしています。英語の勉強でタイピングゲーム?と思われるかもしれないですが、スペルから発音を予測できるようになると、英語はとても楽に覚えられます。

以前小学生にarm, hand, neck, face, mouthなど体の一部を表す英語を教えたとき、「じゃあ『hand』はなんと読む?」と聞いて「んーとアーム!!」と言った生徒がいました。つまり、スペルがヒントにならないのです。haはハと認識していないので、アルファベットの羅列を法則もなくただ丸暗記しようとします。

この子にとってもhandは意味のない文字の羅列です。「Привет=こんにちは」「до свидания=さようなら」と法則も知らない文字の羅列を丸暗記することほど、非効率的な暗記方法はないですね。そのため、この生徒にはまずローマ字を勉強しよう!と伝えました。

もちろん、ローマ字は机に向かって勉強してもいいですが、それではつまらないですし、小学生は自分からやろうとしないので、ゲーム性が必要です。だからこそタイピングゲームがいいのです。昨今、パソコンに触れる前にスマホを買い与えられ、ローマ字が打てない小中学生がいます。これは英語学習において大問題だと思っています。

ローマ字ができるようになれば、英語の勉強を本格的にスタートさせましょう。文法は後回しで良いので、まずは単語を読めるようになることです。その際に必ず音を聞きましょう。「耳で聞いて、口で発音して、目で見ながら、手で書く」となるべく体の多くの部分を使いましょう。

そして中学生からはオンライン英会話です。当塾では、中2生の3割・中3生の4割以上がオンライン英会話を行なっています。今の英語教育のレベルでは、「英語を話せる」がデファクトスタンダードです。「英語を勉強する」旧式の英語教育ではなく、「英語を使って何かを勉強する」時代です。そのためには小学生のうちからの準備が必要です。