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willもskillも低い人への指導はどうしても後回しになってしまう

この記事を見て思ったこと。

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教師の負担も減少した。服装点検や遅刻指導などに時間を割く必要がなくなった分だけ、教材研究や授業改善に集中できるようになり、結果、平均学力は区内トップレベルに。

 

校則をなくす。

学習の意欲も能力も低い生徒に時間をかけなくて済む。

その分、指導によって意欲が能力が伸びるミドル層へ時間をかけられる。(上位層は放っておいても勉強する。)

平均が伸びる。

 

つまり、下位層の生徒は放っておかれる。

 

そもそも、指導しても変わらないのであれば、

 

その時間を中間層の生徒のために使った方が良い。

という考えだろう。

 

willもskillも低い人への指導は後回し

になってしまう。

 

残酷かもしれないが、これは社会でも同じ。

 

仕事ができず、かつやる気のない人に仕事は割り振られなくなり、

 

だんだんと居心地が悪くなってその人は辞める。

(「辞める雰囲気を周りが作る」というのが正しいかもしれない)

 

ただ学校の場合はどうなるのだろう?

美談のようになっているが、

営利目的ではない公立の学校なので

放っておかれた生徒たちがどうなるのか気になる。

 

ちなみに塾の場合、

やる気のない生徒は個別へ。

スキルの低い生徒は個別or集団へ。

やる気もスキルもある生徒は集団へ。

 

というのが、一般的な流れだろう。

自然と分かれている気がする。

 

実際、やる気がないなら集団は向かない。

 

なぜなら周りの生徒が頑張っていて、

自分は頑張らない(頑張れない)という環境は

自己肯定感が上がらないからである。

 

なんとか、みんなと同じように頑張る!

と思えれば良いが、

そうでないと、

 

みんなは頑張っているけど、

どうせ自分はできないし。。。

 

と卑屈になってしまう可能性が高い。

 

それであれば、1対1(1対2ではなく)が良いだろう。

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