神奈川県川崎市の塾|OKUNO塾のつぶやき

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中学生の計算精度とスピードを上げなくては!!

定期テストが返ってきて、

さまざまな反省点が見えてきた。

 

その中で

最もなんとかしないといけないことは、

中学生の計算の精度とスピードを上げること。

 

ちなみに小学生で習う算数の計算である。

 

小学生のうちになんとかしておかなかったツケを

中学生で払わなければならない。

 

計算のスピードは生徒によって差が激しく

たとえば3ページ分の計算を授業中に解かせると、

1番早い生徒と一番遅い生徒で、

6倍以上差が出る。

 

20分で終わる生徒と、

2時間で終わる生徒がいるということだ。

 

当然時間が足りない生徒は、

正答率も低い。

精度も低い。

 

時間をかけた分、ミスが少ないのではなく、

むしろ逆で、時間がかかる生徒の方が得点が低い。

 

なぜ、時間がかかるかというと、

簡単な式も筆算を使っているから。

 

機械的に解いていることが原因である。

 

筆算は誰でも解けるようになるための方法である。

機械的な手順に従って行えば、

頭を使わなくても誰でも解ける。

マクドナルドのマニュアルのようなものだ。

 

一方で計算の工夫はできないし、

臨機応変さを奪うものでもある。

 

計算が遅い生徒たちは、

簡単な計算でも、とにかく筆算に当てはめようとする。

 

自分で考えて、臨機応変に工夫しよう!

という気持ちはほぼない。

 

なので、そういう気持ちを持たせるためにも

暗算力を磨かなくてはならない。

 

マニュアルである程度までの力はつくが、

もっと上を目指すとなると、

マニュアルから脱して臨機応変さが必要になる。

 

ということで、早速行動。

明日、生徒一人ひとりに合わせたテキストを選び、

それを今後解いてもらう。

 

課題を見つければすぐに解決しなければならない。

行動あるのみ。