昨日の英語の授業で話したこと。
Don't you come to the class tomorrow?
明日授業に来ないの?
これに対して
Yes, I do.(あるいはYesだけ)
と答えると、授業に行くのか行かないのか
どちらだろうか?
生徒に訳を聞くと、
「はい、行きません。」のことらしい。
なぜかというと「Yes=はい」だと思っているから。
これ、自分自身が留学していた時に困ったことの1つ。
そもそもYes=はい、No=いいえ
と間違えて教えられることが原因だ。
ちなみに
Don't you come to the class tomorrow?
に対してYes, I do.は
行きます。という意味。
否定疑問文では、Yes=いいえ、No=はい
なんて、教え方もあるらが、これでは根本の理解ができない。
ちゃんと説明すると、
Yesとは、後ろに肯定文が来る合図
Noとは、後ろに否定文が来る合図
なので、どちらも、はい、いいえの意味はない。
つまり
Don't you come to the class tomorrow?
に対してYesというと、
Yes, I come to the class tomorrow.
「授業に行く」という肯定分が続き、
Noというと、
No, I don't come to the class tomorrow.
「授業に行かない」という否定分が続く。
ちなみに、留学したばかりの頃は、
Yes, Noで答えるのではなく
Don't you come to the class tomorrow?
I come to the class tomorrow.
のようにYes, Noを省いて答えていた。
根本的なことを教わるって大事。
逆に表面的なことを教わると、
具体性は強くなるが、臨機応変に対応できなくなる。
なるべく知識は抽象的に捉えておきたいものだ。