中学2年生の生徒から
「中2の理科が全て終わったの中3のテキストをください。」
と言われた。
OKUNO塾の生徒たちは
毎日勉強をするので、どんどん先に進んでしまう。
勉強しない日がない。
土日?
もちろん勉強する。
祝日?
もちろん勉強する。
もちろん勉強する。
年末年始?
もちろん勉強する。
だから
1日30分でも、
数ヶ月で自分の学年の勉強は終わってしまう。
圧倒的な継続力がOKUNO塾の強みだからね。
当たり前のこと。
テキストが終わったら、先に進むか
同じ学年の別のテキストを渡すかは、
先生と生徒が話し合って決める。
学力的に、もう1回やった方がいいと思えば、
同じ学年の別のテキストを渡す。
なぜ、別のテキストを渡すかは、
過去に塾ブログにも書いたので、抜粋する。
なぜ、異なるテキストを使って5周も行うかというと、同じ範囲をいろいろな問題で解くことで、答えに対する問いに数多く触れられるからでです。たとえば、次の4つの問いを見てください。
- 植物が光を受けて栄養分を作るはたらきを何というか。
- 葉緑体で行われるはたらきを何というか。
- 植物は、生きていくために必要な栄養分を食物から取り入れる必要がない。それは植物が何というはたらきを行なっているからか。
- 植物の葉が互いに重ならないようについていることにより、葉の葉緑体で何のはたらきをさかんに行うことができるか。
4つの答えはどれも「光合成」です。同じ答えでも、テキストによってこれだけ問いの作られ方は異なります。当然1冊のテキストだけでは、これだけの問いに触れることはできませんね。そのため、異なるテキストを使って勉強することが大切なのです。
一方で、先に進んでも問題なさそうだと思えば
次の学年のテキストを渡す。
指導において、全生徒同じことをする
ということはありえない。
学力も性格も、全員異なるので、
計画立ては、1対1で個別に行う。
たとえ兄弟であっても性格や学力は全然違うんだから、
一人ひとり変えるのは当たり前。
OKUNO塾は授業は集団指導、
それ以外は全て個別で対応するハイブリッド型である。
今回の生徒は、次の学年のテキストを渡した。
入塾したすぐに受けた定期テストは341点、
次のテストが360点、
そして、今回のテストでは402点。
確実に伸びてきている。
だから、次の学年のテキストを渡した。
おそらく2年生のうちに
3年生の内容がすべて終わるだろう。
こうやって、自分の基準をどんどん
高めていけるのもOKUNO塾の特徴。
3年生の勉強は3年生がしないといけない
なんてことはない。
できるなら、
どんどん先に進めばいい。
生徒もそれを理解している。
だからどんどん先に進む。
やる気のある生徒を止めるのではなく、
もっとやる気にさせる。
それが塾の使命。