神奈川県川崎市の塾|OKUNO塾のつぶやき

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勉強しなさいより寝なさい

「勉強しなさい」

って最近いつ言いましたか?

 

OKUNO塾の生徒の親御さんは

ほとんど勉強しなさいと言わない。

 

塾に入る前は、勉強しなさい!

って何度も言っていた親御さんも、

入塾後数ヶ月経つと、言わなくなる。

なぜなら毎日先生による勉強のチェックがあり、

生徒は毎日勉強するようになるから。

 

 

勉強しなさい!という言葉は

【親は】言わない方がいい。

中学生くらいになって、

子どもは親の言うことに耳を傾けなくなる。

それが一般的。

健全に育っている証拠である。

 

ただ、第三者が言うべきだとは思っている。

だからその役割を塾が担う。

 

OKUNO塾でなぜLINEを使っているかと言うと、

気軽にコミュニケーションが取れるから。

メールや電話となると、気軽に話ができない。

 

親から直接言わない方がいいことや、

言っても効果の薄いことを

親御さんが塾の先生に伝え、

塾の先生経由で生徒に言ってもらう。

この方が効果がある。

 

だいたい中学生にもなって、

反抗期もなく

親の言うことを全て受け入れる方が

圧倒的に心配である。

自分の意思はないのか?と思ってしまう。

 

別に塾の先生でなくても学校の先生でも

部活の先生でもいいと思うが、

とにかく親以外の第三者に言ってもらうことが重要。

そうすれば子どもは耳を傾ける。

 

 

保護者の方と面談をしていると、

「勉強しなさい」の代わりに

「寝なさい」と

言う機会が増えたとおっしゃる親御さんが多い。

特に、勉強ができる生徒に頻繁に起きる。

 

去年卒業した現高1の生徒の保護者からも、

「寝なさいと言っても勉強をしている」

と相談を受けたことがある。

(この生徒は翠嵐高校を受けた)

 

だいたい受験勉強は長期的な戦いなので、

睡眠不足はよくない。

中学生であれば7〜8時間ほどは寝てほしい。

でも、特に中3になると、

少しでも点数を上げたいという思いから

睡眠時間を削ろうとする。

 

子どもは親が注意することは守らないので、

寝なさいと言われれば寝ないし、

勉強しなさいと言われれば勉強しない。

なので、塾の先生が言う。

 

慢性的な疲労が溜まっている場合は、

思い切って宿題量を0にするのもありだろう。

まぁでも頑張れるのも才能だから、

無理して頑張る経験も大事なんだろうけど、

寝不足が常態化するのは良くない。

 

だから

睡眠時間は確保しつつも、

勉強をコツコツ続けられる仕組みを考えないといけない。

 

自分に厳しいタイプの生徒は、

放っておくと、どんどん自分を追い込んでいくので、

睡眠と勉強量のバランスを考えてあげないとね。

もちろん、のめり込めるのは素晴らしいことなんだけどね。