今日は中学生向けの
「読解力」系の本を探しに本屋に行った。
そもそもなぜ読解力系の本を
探しにきたかというと、
今まで生徒たちに勧めていた
福島先生の本以外に、
何かないか見つけるためだ。
というのも、
福島先生の本は
使いやすくて良いかと思っていたが、
いざ生徒の自習用教材として使わせると、
消化不良になってしまう印象があった。
だから、別の本を探しにきた。
読解力系の本を探しにくるとよく思うのが、
中学生向けの教材が全然ないということ。
ほとんどが小学生向けである。
まぁでも国語の問題なんて、
小学生も中学生もほとんど変わらないから
結局小学生向けの本を中学生に使わせる。
今回、新たに使おうと検討しているのが、
「出口汪の日本語論理トレーニング 小学六年」
という3冊構成になっている本である。
出口先生の本は、
「論理エンジン」とか「読解作文トレーニング」とか
これまでにも使っていたのだが、
この「出口汪の日本語論理トレーニング 小学六年」だけは
全く使ったことがなかった。。
(これだけ教材を見ているのに、知らなかったのは不覚。。)
読解力養成の問題集っていうのは、
文章を分解したり、
指示語を入れたり、
長文を解いたり、
とにかく『国語』の枠でしか語られないのだが、
この本は、算数や理科、社会の問題を例題にとりながら
読解力の問題を解く箇所がある。
そういう意味では
他の本よりも実践的であり、
また読解力が国語以外の教科でも
必要だと示せる貴重なテキストである。
ということで、買ってみた。
現在は来期のテキスト選びの真っ最中なので、
いろいろなテキストを調べて、
塾で使っていくものを選定していく。