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小学生クラスの新コース

現在小学生クラスでは、国語・算数・英語が受講できるが、新たに

 

「教養&要約力」

 

を受講できるようにしようと考えている。

 

 

 

現在考えている内容は下記の通り

 

日時:毎週土曜日 10:00-12:00

 

使うもの:小学生新聞・筆記用具・スクラップ用ノート・はさみ・のり

 

料金:月額5,500円

 

特徴:多くの記事を読み、知識や語彙力を増やす/要約力を身につける/長い文章への抵抗感を減らす

 

 

 

具体的な流れ:

 

①入室(時間内であれば好きな時間に入室可能)

 

②直近2週間分の新聞記事の中から気になったものを2つ選ぶ

 

③選んだ記事を先生に見せる

 

④2つの記事を切り抜いてノートに貼る

 

⑤自分でスラスラ読めるまで音読をする&わからない単語は辞書で調べたり先生に聞く

 

⑥音読テスト(先生の前で音読をする、スラスラ読めなかったら席に戻ってまた練習をする)

 

⑦テストにクリアしたら、要約と感想を書く

 

⑧先生に要約と感想を話す(不足があれば先生の前で書き直しや追記をする)

 

⑨終了(時間内であれば好きな時間に退室可能)

 

⑩おうちに帰ったら家族の方にスクラップノートを見せて、要約と感想を話す

 

 

 

この「教養&要約力」の授業では、小学生新聞を読みスクラップノートを作って、要約と感想を書く。

 

正直、構想自体は1年以上前からあったのだが、今年は中学生の教科書改訂があり、教材やプリント類を作り直したため、なかなか時間が取れなかった。

 

ということで、来年からスタートする予定。

 

 

 

「教養&要約力」をスタートさせる理由は、やはり中学生になってから苦労する生徒を大勢見ているからである。

 

 

 

具体的に以下のような生徒を対象にしている。

 

①知識や一般常識・教養が欠けている生徒

これは社会・理科・国語などでよく感じる。スマホの普及により、お父さんお母さんと一緒にテレビを見たりする経験が減った。昔なら、父親が歴史好きなら、それを一緒に見たものだが、今はそうではない。最近驚いたのは、野球のルールを全く知らない男の子。父親と野球を見る機会も減ったのだなぁとつくづく思う。

 

 

②要約力が身についていない生徒

要は何が言いたいのか?を掴む力が弱いと、要点が分からないため内容が理解できない。これはどの教科にも通用して大事な能力である。

 

 

③長い文章に抵抗感を持っている生徒

読書量の減少などにより長い文章を読む機会が減っている。一方で中学生の定期テストや高校入試の問題文における文章量はどんどん増えている。長い文章への抵抗感があると、問題文が長いだけで解けなくなってしまう。そのため小学生のうちに、ある程度の練習を積む必要がある。