神奈川県川崎市の塾|OKUNO塾のつぶやき

JR南武線 武蔵新城駅|毎日8:30更新

中学生の入塾基準について

昨日のつぶやきで書いた通り、生徒間の学力差をこれ以上広げないためにも、入塾基準を設けることにした。とはいえ、入塾テストを行うわけではないので、あくまで生徒と保護者が、入塾時の参考になれば良いと考えている。

 

 

 

入塾基準は次の3つ

 

毎日勉強する意思があるか?

入塾後は、毎週学習計画を立て、毎日勉強することになります。土日も祝日も、授業がない日も毎日です。学力を上げる自信はありますが、それは生徒が毎日コツコツと勉強を継続するからです。その覚悟がありますか?

 

 

 

自ら考えられるか?

OKUNO塾に先生は1人しかいません。これがなぜ実現できるかというと、生徒が自ら考え、自ら行動するからです。言われた勉強だけをやる、言われた解き方だけで解く、では受け身です。先生が常に正しいわけでも、先生の解き方が常に最適というわけでもありません。自ら考え、学力が上がる方法を考えてほしいと思います。

 

 

 

難関校を目指しているか?

入塾時の学力は問いません、また入塾テストも行いません。ただ、高い目標に向かって努力する生徒が集まり、お互いに高め合う雰囲気が必要不可欠です。「難関」の定義は入塾時の学力によって異なりますが、偏差値55以上の高校(橘高校レベル以上)が1つの基準となります。

 

 

 

OKUNO塾は2020年の1月に開校したが、そこから1年くらいは、定期テストで400点を超える生徒は1人もいなかった。入塾してくる生徒も、偏差値35〜45がボリュームゾーンであり、ほとんどの生徒が入塾時の内申に2がある状態だった。

 

それが、この1年で、偏差値50〜60がボリュームゾーンになってきている。同様に定期テストも、2人に1人は400点を超えるようになった。

 

やはり、学習計画を立てて、毎日コツコツ勉強するというのは、圧倒的に強い。勉強の質はもちろん重要だけど、まずは量で圧倒することが大事。量というのは、毎日コツコツやらないと意味がない。

 

たとえば1週間に21時間勉強したとする。「1日3時間を7日間で21時間」と「1日で21時間勉強し、残りの6日は0時間」とでは、結果は大きく異なる。短期で覚えたものや、復習をしない勉強は忘れやすい。

 

だから量を確保する場合は、1日あたりの時間と継続力の両方を意識しないといけない。塾の前日だけ宿題をこなすのでは、伸びない。あるいは伸び幅は小さい。

 

それを親御さんもわかっているから、OKUNO塾は転塾生が多いのだろう。

 

今回の入塾基準を設けることで、今後さらにパワーアップしていきたいと思う。