OKUNO塾は、勉強したノートやテキストを写真に撮って送ってもらい、先生が毎日チェックする。
こうすることで、勉強の習慣化を図り学力を上げていく。
口頭で「宿題やりましたー」というチェックではなく、写真で確認するので、生徒はちゃんとやるしかない。
だから答えを写す生徒は当塾にはほとんどいないのだが、
それでも0ではない。
定期的にこの内容に関してはつぶやいている気がするが、
答えを写す勉強をどうしたら辞めさせられるか?これは非常に難しいことである。
注意をしても、2〜3日は改善するかもしれないが、またすぐに写してしまう。
個人的にはもう言い続けるしかないと思っているけど、それで改善されれば御の字。
改善しない生徒も大勢いるだろう。
正直、こうなってしまう前に対策をしないといけない。
結局教育って、幼少期が大事なんだと常々思う。
要は、
写す理由は、写していても怒られなかった経歴があるからである。
そのほとんどは、親が幼少期に勉強のチェックをしていないからだろう。
プロセスを見ていないのだ。
どうやって解いたのか?とか、写していないかな?とかを見ていない。
親御さんが忙しいというのは分かるけど、例えば、出来上がったものを見てあげるだけでも、それをちゃんとやったかどうかはすぐに判断できるので、それすらしていないということだ。
もちろん、放っておいてもちゃんとやる子はいる。
問題は、放っておいたらちゃんとやらない子を放っていることだ。
だから、ちゃんとやっているか?プロセスまで確認しないといけない。
とにかく幼少期は、真面目に解くようにさせた方がいいし、出来上がったものを親御さんが目を通すべきだろう。
この年齢ときに、親御さんのチェックが雑だと、その後意味のない勉強がずっと続くことになる。
そうなると改善さえるのは非常に大変だ。
で、駆け込み寺的に塾に来るのだ。
いろいろな塾に入っても、結局どこでもそんなに伸びない生徒がいるが、これは、通った塾に問題があるというより、幼少期に正しい勉強の仕方を身につけず、むしろ、悪い勉強の仕方を身につけてしまっているからだ。
だから、全然身につかない。どんなに教え方の上手な先生がいる塾でも、その生徒が答えを写していたらそりゃ伸びない。
塾でもできる限りのことはするが、変わらないなぁと思えば、諦める。
もちろん、できる限りなんとかしたいと思うけどね。
当塾は少数制なので、一人ひとりにちゃんと時間を使いたい。
学校や大人数の塾に比べれば、生徒と向き合うことは多いだろう。(もちろんぶつかることも多い)
ということで、答えを写す生徒も見離さないで改善できるよう全力を尽くす。
でも、本音を言えば、そうならないように親御さんがしっかりと幼少期に見てあげることだろう。