神奈川県川崎市の塾|OKUNO塾のつぶやき

JR南武線 武蔵新城駅|毎日8:30更新

他のお母さんたちって勉強にどのくらい関与しますか?

面談をしていると、よく聞かれることがある。

 

それは、他の親御さんがどのくらい子どもの勉強に関与しているのか?ということである。

 

 

いきなり答えても面白くないので、ちょっとだけ自分自身のことを振り返ると、自分の親は、全く関与しなかった。

 

まず、テスト範囲はおろか、テストの日すら知らなかった。

 

さらに言えば、内申点だって全く知らなかった。

そもそも自分が通知表を見せなかったし、親は共働きということもあり、

学校の勉強について話をしたことは皆無である。

 

また習い事が忙しかったので、家に帰ってきて、すぐに習い事に行って、帰ってくるのは22:30ごろ。そこから一人で晩御飯。

みたいな生活を平日は毎日していたので、なかなか話す機会もなかった。

(余談だが、この時の影響なのか、熱々のごはんより冷めたごはんの方が好きである。)

 

 

だから、OKUNO塾の生徒の親御さんを見ていると、本当に教育熱心だなぁと思う。

 

特に優秀な生徒の親はほとんどが、勉強に深く関与している。

 

たとえば、前回の定期テストの理科は何が出ましたか?

という質問に「オームの法則と、植物と動物の体の作り」のようにサラリと答えられるだろう。

 

ノート作りや、プリントアウトの手伝いなど、作業的な部分を協力している親御さんが多い。

 

 

一方で、全くと言っていいほど関与しない親御さんもいる。

まぁでも自分の親のように、通知表を見たことがない親御さんはいないだろうが。。。

 

 

さて、

これまでの塾講師・家庭教師時代に教えたすべての生徒の親御さんを見ると、

優秀な親御さんにはある1つの共通点がある。

 

 

 

 

それは「エクセル」だ。

 

 

 

 

 

これだけは、共通している。

 

 

 

毎日の進捗具合を可視化するためだったり、

偏差値を数値化するためだったり、

勉強しやすいように単元表を作ったり、

大学受験の志望校一覧表を作ったりと、

とにかくエクセルを使って何かを作ることは、優秀な親御さん全員がやっていたことだ。

 

勉強は教えなくてもいい。

でも、パソコンを使って表などを作り、客観的に理解することはぜひ行ってほしい。

 

データを管理する力や、ものごとを客観的に理解しようとする力は早いうちから身につけるべきだ。そういう力は、おそらく親の背中を見て覚えていくのだろう。だからエクセルなどで作ったものを日頃から子どもに見せてほしい。

 

また、今の子どもたちはスマホは使えるけど、パソコンは使えない傾向にあるので、パソコンスキルを身につける必要もある。

 

塾で指導していると、信じられないほど検索ができない生徒がいるが、これは調べるツールがなかったり、調べ方を教わってこなかったからであろう。

 

「勉強」という枠にとらわれず、あらゆる面で刺激を与える環境を日頃からいかに作り出せるか?これが非常に重要だと思う。