神奈川県川崎市の塾|OKUNO塾のつぶやき

JR南武線 武蔵新城駅|毎日8:30更新

合格確率が低いのに突っ込ませるのはやめた方がいい。

志望校への合格確率は、塾で模試などを受けていればおおよそわかる。

 

たとえば、中3で受けた模試が毎回D判定なら受かる確率は0%に近いだろう。

 

でも、今回の翠嵐高校を見ると、相当数の生徒が無謀な挑戦をしたと思える。

 

今回の入試で言えば、翠嵐高校だけで300名近い生徒が落ちた。

 

では、なぜ無謀とも思える挑戦をするのか?

 

もちろん、生徒自身がその高校を強く志望するということはあるだろう。

それは、問題ない。

 

問題なのは、塾が実績を作るために受けさせること。

しかも、受かる見込みの薄い生徒をその気にさせ受験させることは絶対にやめた方が良い。

 

 

正直、受験は塾の影響がかなり強く出ると思う。

 

先生が、中1や中2の頃から、

あの高校はやめた方がいいねーみたいな話をし続けていたら、

知らぬ間に、生徒たちはその高校を避けるようになる。

 

これは逆も然り。

あの高校はまじでおすすめだよー!などと言い続けていれば、

その高校へ受験したくなるというものだ。

 

これは親御さんとの面談でも同じ。

『お子さんは絶対に〇〇高校を受験した方がいいと思います!』などと言う。

そうすると、うちの子は〇〇高校がいいのかな?と思うだろう。

特に、親御さんの地元が神奈川以外で、かつ一番上の子の受験の場合は、情報をほとんど知らないので、塾の言うことに左右されてしまう。

 

 

塾として実績作りは確かに大事だけど、あくまでフラットに情報を伝えるべきだ。

 

とはいえ、最終的には生徒がちゃんと受験する高校を調べないといけないので、調べさせる環境を作ってあげることが重要なのだろうな。