神奈川県川崎市の塾|OKUNO塾のつぶやき

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授業を聞いていない生徒

授業を聞いていない生徒にはどうしたら良いのか?

 

最近そんなことを考えている。

 

 

うちの塾は少数制なので、あまりこの問題には悩んでいないが、

大人数の授業だと、全然話を聞いていない生徒もいるだろう。

 

話を聞いていない生徒の特徴は2つある。

 

1つ目はテンポがずれること。

たとえば問題演習をするとき。

 

「はいっ、じゃあ問題の1番を解いてみよう!」と解かせるが、

聞いていない生徒は、5秒くらいスタートが遅れる。

 

周りをキョロキョロ見始め、

あっ今問題を解く時間なのだと気がつき、その後解き始めるからだ。

 

他にも、

「ここ重要だからメモして!」と伝えて、他の生徒はすでに書き始めてから、ようやくメモすることに気が付く。なんてことがある。

 

テンポがずれているということは、ほとんど聞いていないということだ。

 

周りが問題を解き始めると、授業が静かになる。

その音を察知して周りをキョロキョロ見渡し、

ようやく今問題を解かないといけない時間なんだと気が付く。

 

ほとんど授業の内容は頭に入っていないだろう。

 

個人的な感覚では10%くらいしか聞いていないと思う。

 

だから年間50回授業があったとして、だいたい5回分ほど。

そのくらいの習得率だろうから、学力も下がっていく。

 

 

 

2つ目の特徴は、ずっと下を向いていること。

 

基本的に前を向くことが非常に少なく、ほぼ下を(机の上にあるテキストを)ぼんやり眺めている。

 

何か考え事をしているのだろう。

とにかく話は聞いていない。

 

授業は目で見て視覚的に覚えることも大事だけど、

こういう生徒はそもそも黒板を見ていないので、

記憶の定着がしにくい。

 

ずっと音声だけで授業を受けているようなものだ。

 

 

 

さて、

こういうタイプの生徒に対して

どうやって授業を聞いてもらうようにするか?

 

 

 

もちろん、

「集中して!」とか「前を向いて!」などの声がけをすれば30秒くらいはもつ。

 

でもすぐに自分の世界に入り込んでしまうので、その都度声をかけないといけない。

 

だから、もう少し長く効果の続く対策方法を知りたい。

 

 

 

以前、とある塾の先生に聞いた話だが、

うぁっ!と、びっくりさせると治るらしい。。。(本当かな。)

 

 

生徒からすれば、

びっくりさせられたくないので、

しっかりと聞くようになるとのこと。

 

 

もし今度、授業を聞いていない生徒がいたらやってみようかな?

 

 

それでもダメなら、集団授業ではなく個別授業が良いかな。

1対1ならさすがに先生の言うことを聞くだろう。。。