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高校→大学→就職はもはや『一般的』ではない

ちょっとびっくりした話 ↓

 

 

高校・大学に現役で進学し、留年せずに就職後3年間働くってのは、2009年のデータですでに1000人中163人しかいない。

 

少ない!!

 

と思ってしまった。

 

 

高校→浪人留年なし大学→就職3年という流れは

『一般的』だと思われるかもしれないが、全く『一般的』ではないのだ。

 

難関大学とか、東証一部上場企業などに絞るとさらに数が少なくなる。

 

さらに

2009年時点で163人なのだから、2022年現在はもっと人数が減っているだろう。

 

当たり前のように、大学に進学し、当たり前のように就職するというのは、

全然当たり前ではなく、難しいことなのだとわかる。

 

この中で、最も数が減るのは『高校卒業→現役で大学進学』の間である。

 

それだけ、大学入試は難しいということだ。

 

 

中学生の延長で高校生を考えていると、勉強についていくことはほぼ不可能だ。

中学と高校は全く別物だと思っておいた方が良い。

中学では成績優秀でも、高校に行ったら落ちこぼれたなんて話はよく聞く。

 

高校の勉強は授業の前に塾などで予習をしておかないと、ついていけなくなる。

また、一度ついていけなくなると、取り戻すのに膨大な時間がかかる。

だから、「ついていけない」と感じる前に対策をしないといけないのだが、

中学の延長で考えている人が多いので、成績が悪くなってから塾や予備校を探す人が多い。

 

そして、大学受験は失敗する。

 

だから、まずは「高校の勉強は予習ありき」と認識することだ。

これだけでも、だいぶ大学進学率は変わると思う。

 

新高1の生徒は今はほとんど勉強していないかもしれないが、

それでは落ちこぼれる可能性が高い。

今のうちに、できるだけ予習を進めておき、

常に学校の授業よりも先に進んでいる状態を保つこと。

 

これを心がけてほしい。