講習では徹底的に解き方を教える。
特に中3向けの講習はほとんどの生徒が参加する(去年は全員参加していた)ので、
全ての問題をどうやって解くのか説明した。
説明するときに意識していることは
『再現性』
である。
再現性のある授業とは、
生徒が自分で問題を解くときに、
教わった知識を活かして問題が解ける授業である。
たとえば、歴史の授業で、
重要な年号を20個教えても、それを覚えなければ再現性があるとは言えない。
それはただ紹介しているだけである。
だから、語呂合わせなどを使って覚えやすくさせる。
この覚えやすくさせる工夫こそ、指導の上手さだろう。
指導が上手な先生は、
再現性の高い授業を行い、ゆえに生徒が内容を忘れない。
生徒は授業を受けるたびに優秀になっていくし、
テストや模試での偏差値も上がっていく。
OKUNO塾では
普段は定期テストを意識して、
学校の教科書に合わせた授業を行っているが、
本音を言えば、定期テスト対策は自分でやってほしい。
そういうレベルの塾になるといいなぁと思っている。
そして、講習でやるような
実践的な問題を解説する授業に特化したい。
そのためには、全員が偏差値60くらいの塾にしないといけない。
となると、入塾テストを行なって、
入塾時にふるいにかけないと無理だろう。
あと5年くらいしたらできるかも。
でもまだまだ先が長いなぁ・・・