神奈川県川崎市の塾|OKUNO塾のつぶやき

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現中2から高校受験の面接が一部の高校で行われなくなります。

神奈川県の入学者選抜制度の改善についての報告書が発表された。

 

https://www.pref.kanagawa.jp/documents/82165/houkoku.pdf

 

報告内容によると、

神奈川県の公立高校入試において、

一部の高校で面接を実施しなくなる。

 

ちなみに、

この内容は昨年の12月につぶやきで書いた通りで、

全ての高校で実施が行われなくなるわけではなく、

一部の高校で中止される。

okunojuku.hatenablog.com

 

※今回の決定事項は

2021年12月につぶやきで書いた内容とほぼ一致していますが、

塾長は報告会のメンバーではありません。

 

公式発表よりも4ヶ月以上早く記事にしていますが、

これはネタバレをしたわけではなく、予想が当たっただけです。

 

 

さて、話を戻すと

今回の件で重要なことは、面接が中止になることではない。

 

面接の代わりに評価対象となるのが、

主体的に学習に取り組む態度

つまり

内申点』に置き換えられる可能性があるのだ。

(報告書12ページ)

 

これは、やばい。

今まで以上に内申点が重視される可能性が出てきた。

 

となると、今後はこれまで以上に早い学年で

内申対策をしていかないといけない可能性がある。

 

おそらく、面接を中止するのは、

面接点が全員一律になっている高校であろう。

学力の高い高校はほぼ全て当てはまる。

 

今までは全員同じ点数だった面接点が

内申点で評価されるようになると、

内申が低い生徒は、絶望的になる。

 

これは困った。

 

神奈川は中2から内申点が利用されるが、

中1の最初から内申点対策をしていかないと

上位校には間に合わなくなる可能性が高い。

 

というのも、内申は急激に伸びるものではない。

内申オール3の生徒が1年でオール4になることはない。

上がってもせいぜい1年で5ポイントくらいだ。

だから、中1のスタートで内申が低いと、

頑張っても、10ポイントくらいしか伸びないので、

それでは上位校は届かない。

 

今後は、中1の最初から

内申を高く取ることが重要になるかもしれない。

この制度が実施されるのは、現在中2の生徒からだから、

今中2の生徒は急ピッチで対策をしないといけない。

 

 

実際、面接が中止されるかどうかは

来年の5月までに決まるとのことなので、

まだまだどうなるのかわからない部分が多いけど、

やはり塾としては、

どうなってもいいように対策をしておくことだ。

 

受験は情報戦。

とにかく情報を仕入れて、前もって対処しておくにこしたことはない。

 

 

とはいえ、これまで以上に内申点重視になるのは嫌だなぁ。。。

特に男子は内申が取りにくいから、

内申対策に本腰を入れないとな。

頑張ろう!