今日、小学6年生が解いていた問題を紹介する。
スーパーでメロンを100個仕入れました。メロン1個当たりの定価は2,800円でこれは仕入れ値の4割増しに当たります。1日目に60個が売れ、2日目に定価の20%引きをして25個が売れました。3日目には残りのメロンを前日の売値の10%引きで売りました。この3日間のスーパーの利益はいくらですか?
このような計算力だけでなく
読解力や論理的思考力を求める問題をもっと解きたい。
だが、解説にどうしても時間がかかるので
現在の指導スタイルだとなかなか扱えない。
9月の小学生クラス集団授業からはできると思うが。。。
さて、この手の問題を解くためには
情報の整理が欠かせない。
それを小学生に練習させたいのだ。
もう1度問題を見てみよう。
スーパーでメロンを100個仕入れました。メロン1個当たりの定価は2,800円でこれは仕入れ値の4割増しに当たります。1日目に60個が売れ、2日目に定価の20%引きをして25個が売れました。3日目には残りのメロンを前日の売値の10%引きで売りました。この3日間のスーパーの利益はいくらですか?
情報の整理のコツは
与えられた情報を前から処理するし、最後にまとめる。
ということ。実際に問題を解きながら説明してみる。
100×(2800÷1.4)=20万円が仕入れ値
1日目に60個が売れ、
2800×60=16万8千円が1日目の売上
2日目に定価の20%引きをして25個が売れました。
(2800×0.8)×25=5万6千円が2日目の売上
3日目には残りのメロンを前日の売値の10%引きで売りました。
(2800×0.8)×0.9×15=3万240円が3日目の売上
この3日間のスーパーの利益はいくらですか?
(16万8千円+5万6千円+3万240円)-20万円=54,240円
ということで、
文章を区切りながら、前から計算していき、
最後にまとめれば間違えることなく解ける。
これは練習を積めば誰でも解けるようになる。
でもほとんどの生徒が解けない。
なぜなら一気に問題文を読んでしまうから。
一気に読んでしまうので、
「先生〜この問題の意味がわかりません〜」となる。
だから、1つ1つ丁寧に処理すること。
これが何より大事だ。
9月からはこのような問題もたくさん扱えるので、
今から楽しみだ。
どんどん鍛えていくぞ!!