5月〜6月は中3生の修学旅行シーズンだ。
昨日の授業も修学旅行で
生徒が半分ほどいなかった。
生徒が少ない時の授業は、
徹底的に入試問題を解けるようにさせる。
人数が少ないと、一人一人に時間がかけられる。
だからこういう時に、じっくり時間をかけて教える。
昨日は、数学の関数の問題を徹底的に教えた。
神奈川県の入試問題でいうと問4だ。
この場合は、こうやって解きなさい!
こっちの場合は、こう解きなさい!
などと、徹底的にパターン演習をする。
これで、関数の問題が取れるようになる。
去年もそうだった。
同じようなパターン問題を徹底的に解いて
関数を得点源にする生徒が大勢いた。
これができれば、
問1、問2、問4が取れることになる。
これだけで偏差値は55を超える。
数学は、解ける問題と解けない問題のレベル差が激しいので、
解ける問題を優先的に得点源にしていく。
この戦略を間違えると、
正答率1%のような、激ムズ問題に手を出して、
時間がかかりすぎて、結局他の問題も解けなかった
ということになりかねない。
だから数学は戦略が大事なのである。
解く順番や、問題を捨てる勇気も必要なのだ。
そして戦略を教えるのが塾である。
一人の勉強ではなかなか戦略立てまで気が回らないけど、
塾の先生に解き方まで教えてもらえれば、大丈夫。
OKUNO塾の塾生平均は
5教科の中で数学の偏差値が最も高い。
これは毎年そうなのだ。
なぜかというと、
私自身数学を教えるのが得意だから
という訳ではない。
一番の理由は、
数学が最も戦略に左右される科目だからである。
だからちゃんと戦略を教えておく必要がある。
でも、大問ごとに戦略を教えるとなると、膨大な時間がかかる。
だから昨日みたいに、じっくり教えられる時に教える。
休んだ生徒も授業録画を撮っているので、もちろん大丈夫。