OKUNO塾の中学生クラスは3月1日からスタートしている。
3月から在籍している生徒は、もうすぐで5ヶ月が経つ。
5ヶ月が経つと、大体の生徒のテキストが1冊分終わる。
だから、この時期は
「先生!次のテキストください!」と頻繁に言われる。
OKUNO塾では、テキストが終わった後3つの選択肢がある。
①同じテキストをもう1周する
②異なるテキストでもう1周する
③次学年のテキストに取り掛かる
このどの選択肢を取るかは、生徒に決めさせる。
基本的に苦手な科目は①か②が多い。
同じテキストでもう1周する生徒もいれば、
1周目Keyワーク、2周目新中問のように、
異なるテキストでもう1周する生徒もいる。
ここら辺は、性格が出るところで、
2度同じ問題を解くのを嫌う生徒は②になりがちだ。
でもそれでいい。
とにかく終わったら次!と自分から進めてくれればそれで良い。
こうやって、あえて自分で決断させることで、
受け身の勉強を主体的な勉強に切り替える。
何でもかんでも先生が決めてしまうと、
先生に提案されない限り動かない生徒になってしまう。
すると、先生が何も言わなければ勉強しない。
仮にテキストが終わったとしても
「次のテキストをください!」とは言わないだろう。
このように受け身になってしまってはダメだ。
主体性。
これは本当に大事なことである。
また、得意な科目は
③次学年のテキストに取り掛かる
生徒が多い。
だから、1年生で2年生の勉強をしている生徒も、
2年生で3年生の勉強をしている生徒もいる。
ちなみに3年生は高校入試の問題を解いている。
流石に高校生の勉強の先取りまでさせる必要はないかと思うので、
(本人がやりたいと言うならやらせるが...)
3年生は受験対策の問題をたくさん解いてもらっている。
だから、やたらとOKUNO塾では使用するテキストが多い。
しかも渡されただけで使わないテキストではなく、
全て使う。逆に言えば、使うテキストだけ渡す。
でも、毎日勉強をしていれば、テキストがどんどん終わる。
5ヶ月で各教科1冊は終わるので、年間で1教科あたり2冊以上が終わる。
それが5教科あり、かつ漢字や英作文、理科の資料、社会の資料、年表
などの副教材もあるので、とにかく膨大だ。
これだけの量がこなせるのも継続力があるから。
毎日コツコツ勉強するっていうのは、とても大きな力になる。