OKUNO塾の夏期講習期間は、
普段、家で勉強している教材を
塾に持ってきて良いことになっている。
これは貴重な機会だ。
なぜなら、家庭学習でどんな勉強しているかが分かるからである。
その分、気づきも多い。
今回、勉強が苦手な子たちに
共通していることが1つわかった。
それは、『丸付けや直しをしていない』ことだ。
すぐに丸付けと直しをするという習慣がない。
これは大きな気づきだった。
面談などを通して、
勉強はたくさんしているとは聞いている。
でも、なぜ点数がとれないのか?
その理由の1つがわかった気がする。
なるほど。
丸付けと直しをしていないのか。。
3+2=1と書いても間違いに気づかない。
なぜなら丸付けと直しをしないから。
そして、その間違った答えが
染み付いていってしまう。
これがやがて癖になるのだ。
癖が強いほど、修正するのが大変になる。
だから、丸付けと直しは必ず行なってほしい。
そして、できるだけ解いた日から時間が立つ前に行なってほしい。
できれば当日か翌日。これが理想だ。
1週間以上経つと忘れてしまうので、
当日か翌日には丸付けと直しをしてほしい。
小学生低学年までは、親御さんが丸付けと直しに関わってほしい。
手間がかかるが、親のサポートは必須である。
小学生高学年になれば、
本人に丸付けと直しをさせればよい。
ただ、ズルをしているかもしれないし、
間違っているものにも丸をつけているかもしれないので、
最終チェックは親が行うようにしてほしい。
そして、これも毎日。
月曜日はお父さん、火曜日はお母さんなどと役割分担をしても良いと思うので、
チェックすることは絶対にやってほしい。
こういうことが色々とわかってよかった。
今は共働きが当たり前の時代。
昔と違って親御さんが教育に関われる時間が減っている。
でも、せめて丸付けのチェックはしてほしい。
これだけでも子どもたちはぐんと伸びていくと思う。
間違いをそのままにしない。
これって本当に大事なことだよね。