木曜日に行った中2の夏期講習、
内容は理科の模試であった。
そこで驚くことが起きた。
生徒の一人が1問のミスもなく、満点だったのだ。
偏差値75。翠嵐高校も受かるレベルだ。
ただ満点というだけなら、
わざわざつぶやきに書く必要もないかもしれないのだが、
なんと、選択問題まで全て満点だったから驚いた。
どういうことかというと、
理科は物理・化学・生物・地学と4つの単元に分かれていて、
学校ごとにどれから進めるかが異なるので、
学校で物理をやっている生徒は物理を選んで、
化学をやっている生徒は化学を選んで、・・・と
選択できるようになっている。
そのため、学校で習っていない
他の3つの問題に関しては、本来全く解けないはずである。
ただ、OKUNO塾では、先取り学習が基本なので、
4つ中2つは教えている。また、もう1つは半分くらい教えている。
ということで、4つのうち、2.5個は解けるのだが、
そのほかは塾でもまだ教えていないので、
それで満点はすごいと感じた。
ちなみに、
なぜ学校でも塾でも教えていないのに、解けるかというと、
先取り学習を進めさせているからである。
OKUNO塾では、毎日勉強することがルールである。
ただ、勉強する内容は自分で決めて良い。
自分の学年の勉強をしてもいいし、
苦手な科目は1つ前の学年のテキストを使う、
逆に得意な科目は1つ先の学年のテキストを使う。
などなど、生徒が自分で考えて決めていく。
この生徒は、どんどん先取り学習をしている。
2年生のテキストが終われば、
「先生、次の学年のテキストをください」と言ってくる。
早めに3年生の勉強まで終えたいのだろう。
本人がそれを望むなら、
塾ではなるべくその思い通りにさせる。
こうやって、受け身にならず、
自分で考えて行動できることは本当に立派なことである。
「僕は2年生だから、テキストが終わったら、もうやらない〜」とはならず
「次の学年のテキストをやりたいです!」と言える。
すごいなぁ。