定期テスト期間。
中学1年生や最近入塾した生徒を中心に
勉強の仕方まで細かく教えている。
例えば、
漢字や英単語は1回で終わりにするのではなく、
日々繰り返し学習することが大事。
しかも、間違えた問題だけを繰り返すことが大事。
勉強ができる人からすれば、
そんなこと当たり前じゃん!?
と思うようなことも、
勉強が苦手な子や、中学に入ったばかりの生徒は
なかなかわからない。
だから、1つずつ勉強の仕方から教えていく。
最近も、中学1年生の生徒に勉強の仕方を教えた。
その生徒は問題を解き、
答え合わせや直しも一切せずに終えていた。
勉強したの?と聞くと
勉強しました。と返ってくる。
ノートを見ると、
シャーペンで書かれた字だけで、直しや丸付けも行っていない。
これは勉強ではない。
ということを生徒に教えた。
丸付けをすると、半分以上が×だった。
でもこの生徒は、丸付けすらしていなかったので、
半分以上が×だということすら当初は認識していなかった。
間違えた問題が解けるようになる
これが勉強である。
でも、それがわかっていないのだ。
だから、丸付けすらしない。
すると間違えた問題が何なのかすらわからないので、
一生間違えた問題を間違え続けることになる。
この年まで勉強の仕方を教わっていないのは、可哀想だ。
だから、塾で教える。
本当は、親がやるべきことだと思うけど、
こんな状態になるまで放置されているので、
おそらく家では無理なのだろう。
塾でなんとかするしかない。
せめて丸付けする。
などは
中学生になる前に教わっていてほしいな。