神奈川県川崎市の塾|OKUNO塾のつぶやき

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生徒が使う教材の難易度調整

先日、

ある中学生の歴史の丸つけをしていたときのこと

その生徒は、約半分の問題を間違えていた。

 

こういうことはたまに起きる。

おそらく日頃の勉強が雑で、

ほとんど身になっていないのだろう。

 

たとえば、答えを写していたり、

ちょっとでもわからなければ、

すぐに諦めて次の問題に進んでいたり。。

 

雑な勉強を続けても、

それは当然学力向上には繋がらない。

 

こういう時に、OKUNO塾ならどうするか?

一言「もっとちゃんと勉強しなさい」と

言うだけなら容易いけど、

それだけで、生徒の行動は改善しない。

(一時的には改善したように見えるかもしれないけど)

 

だから、当塾では難易度を調整する。

つまり、使っているテキストが難しすぎるので、

勉強の仕方を切り替えるのだ。

 

この生徒には、

ワークを解かせることをやめて、

教科書の音読させながら、1つ1つ説明していった。

 

生徒一人一人の難易度調整を行うのは、

正直、とても大変である。

でもこれをやらないと、全員の成績を伸ばすことはできない。

 

難しすぎるテキストを使っていれば、

易しい内容のテキストに切り替えるし、

逆に、簡単すぎるものを使っていれば、

難易度を上げていく。

このように、細かな難易度調整を日頃から行なっている。

 

今使っているワークを途中で他のものに切り替えることには

賛否の声があるかと思うが、

個人的には、レベルが合っていないものを続けるくらいなら

途中でも切り替えたほうが良いと感じている。

 

特に定期テスト時期は、

難易度が合っていない教材を使っていると、

点数が露骨に下がっていくので、

やはり細かく日頃からチェックしていった方が良いだろう。