武蔵新城の塾|OKUNO塾 先生のつぶやき

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ズルする生徒

今日の朝のつぶやきに、

中学生クラスの「365日宿題チェック」について書いた。

 

その時に、こちらの写真を使った。

 

突然だが、

このノートは

何が問題か気づくだろうか?

 

 

 

 

ちゃんと丸つけもしているし、

間違えた問題の解説も赤字で書いているし、

よくできているように思えるかもしれない。

 

 

でも、実はこのノートには問題点がある。

 

 

 

それは、丸になっている問題は

全て答えを写しているということ。

 

なぜそんなことがわかるのか?というと、

途中式も書かずに答えが出せるレベルの問題ではないからだ。

でも、途中式は何も書かれていない。

 

71%、4.7g、59%、7.9g・・・

これら全ては答えをそのまま写して書いている。

 

 

この生徒は誤魔化すスキルがかなり高い。

あえて、×の問題も混ぜているし、

下に直しも書いているので、

手を抜いていると気づくのは非常に難しい。

(実際に生徒に聞くと「めんどくさくて答えを写した」とのことだった。)

 

 

では、なぜ答えを写しているとわかったのか?

 

 

それは、

勉強が伸びていないからだ。

 

 

この生徒は、毎日宿題を出していた。

でも、9月の定期テストは前回よりも落ちた。

しかも380点→350点くらいにまで落ちた。

 

 

これは、何かがおかしい!

と思い、その生徒の宿題内容を

いつも以上に細かくチェックするようにした。

 

 

どんなことをしたかというと、

実際に生徒が解いた宿題の範囲を、

私も同じように解いてみた。

 

 

すると、

「あれ?この問題、この生徒は途中式も書かずにいきなり答えを求めているけど、そんなこと、塾長の私ですら無理だなぁ。。。」と気づいた。

 

 

ここまでするのか?と思うかもしれないけど、

もちろんここまでする。

親御さんたちは、決して安くないお金を毎月払って

塾に通わせているので、

生徒が志望校に合格する姿を見せてあげたい。

 

 

だから、こちらも本気でやる。

 

 

 

勉強しているのに伸びないのは、

99.9%が勉強の質に問題がある。

 

 

この生徒の場合は、

確かに勉強時間は毎日2時間以上あるかもしれないけど、

その半分以上は答えを写すことと、

先生にバレないように×を混ぜたり、

解説を混ぜたりすることに努力の方向が向いてしまっている。

 

完全に無駄な時間が多い。

 

 

バレないための作業に

大半の時間を使っているわけだからね。

 

 

 

でも、こういうことを見抜くのは本当に難しい。

そもそも生徒の誤魔化すスキルが高いことと、

一人の生徒を見ればいいだけではなく、

同時に何十人もの生徒を見るので、

その中で見抜くのは至難の業だ。

 

 

ただ、

伸びていないのには、必ず原因があると思っている。

だから、その原因が何かを追求しないといけない。

 

 

ということで、

かなり細かく宿題チェックをしていた。

 

 

生徒が伸びない原因がわかった。

 

 

 

さて、最も難しいことはこれからである。

 

 

そう

 

どうやって改善させるか??

 

 

これは本当に難しい。

 

 

 

今回の例で言えば、

「答えを写すな」と言うのは簡単なことだけど、

それでは効果はない。

 

 

だから、どうすれば答えを写さなくなるのか、

今後しっかりと考えていかないといけない。

 

 

生徒によって対応の方法も違うし、

怒れば辞めちゃう生徒もいるので、

伝え方は本当に難しい。

 

 

教育の仕事で最も難しいことは、

自分ができるようになることではなく、

『相手ができるようにさせないといけない』点である。

 

職場で部下を何人も抱えている方も同じ気持ちかもしれないが、

要は、生徒ができるようにならないといけない。

テストもそうだし、内申点もだし、

日々の学習態度や意欲なども向上させないといけない。

 

これが本当に難しい。

 

 

しかも、今回の相手は、

勉強をしたくない生徒。

 

極力、誤魔化して勉強したフリをする生徒に

主体性を持たせて勉強をしてもらわないといけない。

 

本当に大変なんだよね。

でも、こういう生徒はこれまでにも何人も見てきたので、

今回もきっとできる!と信じて対応していく。

 

とにかく頭ごなしに説教をすることは無意味なので、

生徒とたくさん話をして、少しずつ考えさせる。

自分で考える練習を積ませることが何より大事だ。

 

 

 

いやぁこんなことを書いていたら、

おそらく今までで最長のつぶやきになってしまった。

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