OKUNO塾は、生徒の大半が
大手塾からの転塾組である。
他の塾を辞めてOKUNO塾に来てくれるということで、
大変ありがたいことではあるが、
理想を言えば、大手塾を経験せずに
こちらに来てほしいと思っている。
なぜなら、
大手塾の慣習が染み付いてしまっているから。
転塾組の生徒たちで
まず大変なのが、染み付いた慣習を取り除くこと。
例えば、
彼らは毎日勉強するということをほとんどしていない。
話を聞く限り、授業の直前にちょろっと宿題をして、
しかもテキトーにやって、授業に行く。
授業がない日は基本的に勉強をしない。
こんな慣習が染み付いている生徒だらけである。
これを毎日勉強するようシフトチェンジしないといけない。
初めてOKUNO塾に来てくれるのなら、
毎日勉強が当たり前になるのだが、
他の塾からくると、まずここでつまずく。
週2回くらいの勉強で、しかも雑な勉強で
成績が上がるわけがない。
でも、生徒たちは、
「前の大手塾では週に2回くらいしか勉強していなかったのに、OKUNO塾は毎日だから、大変!」などと言う。
そりゃそうだ。ラクな場所で
成績も伸びずに在籍していたのだから。
転塾を検討してくれた親御さんに感謝しないとね。
私は、個人的な意見として
中学生くらいまでには勉強や部活で
厳しい環境に身を置いた方が良いと思っている。
毎日スマホをやって好きなことをするのは、
短期的にはストレスもなく良いかもしれないけど、
長期的に見れば、負の側面が大きいだろう。
成績を上げることは簡単じゃない。
だから毎日コツコツ努力するしかない。
厳しいけど、自分で努力し続ける環境を作ってほしい。
もう1つ大手塾からくる生徒にありがちなのが、
授業中の態度である。とにかくうるさい。
これは新城駅近くに元々2つある大手塾(今は3つあるが)の中でも、
名前を出すことはできないが、一方の大手塾Aから来る生徒にのみ起きる。
おそらく片方の大手塾Bは、割と厳しいし、
進学実績も良いのでちゃんとしているのだろう。
話を聞くと、
Aの塾では、授業中に先生が何度も「静かにしなさい!」と言ったり、
説教をしている時間だけで20分もあったりするらしい。
生徒はそういう環境を経験してしまっているので、
授業はおしゃべりをする場所だと勘違いしているのかもしれない。
その感じのまま、OKUNO塾に来るから、
とにかく授業中におしゃべりが多い。
A塾からの生徒が最も多い2年生
(現在50%がA塾出身)
は、とにかくよく喋る。
これが最近の課題である。
とにかく他の塾を経験せず、
早い段階でOKUNO塾に入ってほしい。
高校受験で難関校を目指すなら尚更。