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小6の分数×分数を早くも小5の授業で

昨日の小5の授業で分数×分数を教えた。

本来であれば、小6で解く単元。

でも、どんどん教える。

 

小学生の時期は本当に勉強と相性が良くて、

昨日も、

「これは本当は小6でやるんだけどさ。。。」とか

「ちょっと難しいと思うけどね。。。」などと伝えると

解きたい!解きたい!となる。

 

こういうのって小学生くらいまでだよね。

 

中学生になると、なんて言うんだろう。

そういう子供心みたいなものはなくなり

ワイワイしなくなる。

 

だから小学生の授業ってとても大事で、

好奇心旺盛な時期に、どんどん吸収してもらう。

 

とはいえ、1学年上の内容なのでなかなか難しい。

 

最初は全ての問題を先生が実際に解き、

どんなルールなのか?

どういう仕組みなのか?を考えさせる。

 

しばらく先生だけが何問も問題を解いていると、

それを見ていた生徒たちが、

「あっ!!解き方わかった!」と言ってくる。

ルールや仕組み、法則がわかったのだろう。

 

 

こうなると、もう

「早く自分で解きたい!」「早く自分で解きたい!」

と生徒たちはワイワイしてくる。

 

でも、まだ解かせない。

もっと先生がたくさん解いて

「早く解きたい!」欲を高めていく。

 

生徒はただ見ているだけ。解くことは許されない。

 

 

そしてようやく自分達で解く時間がやってくる。

「ヤッタァー」とか「ようやく解ける!」などと言っている。

 

こういうちょっとした仕組みで、生徒のやる気は上げられる。

 

 

新しい単元に入る時は、必ず先生が解く姿を見せる。

小学生にはこれが非常に有効だ。

本来であれば、1年先の内容でも、難しいと思わせないで

むしろ解きたいと思わせる。

こういう指導が生徒たちの向上心を上げていくし、

コツコツ勉強していくきっかけとなる。

 

もちろん、いざ解き始めたら、

意外と自分一人では解けないと気づく生徒たち。

ここでもう1つの仕組みがあって、

わかっていなさそうだったら、どんどん解き方を教える。

 

自分で考えさせるのはもっと後でいい。

最初の授業はとにかく教えて教えて教えて教えて・・・の連続だ。

 

本当に小学生の吸収力と好奇心は勉強にもってこいである。

この時期にどんな勉強をしたかで、

中学生以降が変わるとつくづく感じる。