以前、こんな記事を書いた。
そこから約1週間が経ち、再び小5の授業で
分数×分数をやってみた。
結果はどうだったか?
覚えている生徒もいたが、忘れている生徒の方が多かった。
人間の記憶は1週間も経つと、
大抵のことは忘れてしまう。
でも、これは想定の範囲内。
おそらくちゃんと記憶に定着するのは、
1ヶ月くらいはかかると思う。
だから、何度も何度も繰り返して
しっかりと覚えられるようにする。
ここで時間をかけずに
どんどん先に行ってしまうと、
消化不良の単元がたくさん残ってしまうので、
できるようになるまでは先に進まない。
小学生の頃は、
このタイミングの見極めが非常に重要である。
ついつい、テキストを前から進めていくと、
復習をしないで先に行ってしまい、
消化不良の状態になっている子を見る。
中学生で九九も怪しい生徒は、
消化不良をずっと続けてきた結末だろう。
何度も言うが、中学生の勉強よりも
はるかに小学生の勉強の方が重要。
ここを見過ごすのは親の責任だと思っている。
でも、今は共働きなので時間が取れない時間。
だから塾にある程度委ねるしかない。
この時代の親の役割は、
子どもの学力を伸ばす塾を見極められるかである。
数ある中から、
子どもの学力を伸ばす塾を見つけてあげる。
有名だから、その塾に入れる。とかではなく、
ちゃんと1つ1つ調べて、ここなら伸びそう!と思うところに入れる。
こういう努力は必要不可欠である。