神奈川県川崎市の塾|OKUNO塾のつぶやき

JR南武線 武蔵新城駅|毎日8:30更新

昔は良い本だと思わなかったのに

大量に届いた本を倉庫へ持って行くと

ついつい倉庫内の本を手に取って読んでしまう。

 

ここにある本たちはいわゆる一軍に選ばれなかった本。

授業や自習スペースの本棚にも置かれない。

 

一度目を通して、生徒たちには使いにくいなぁとか

レベルがあっていないなぁと思うと、塾内から倉庫へ送る。

 

でも、改めて読んでみると

このテキストは〇〇さんにはぴったりだな。とか

〇〇くんはこの単元が苦手だから、このテキストを渡そう。などと

思うことがたくさんある。

 

なんか掘り出し物を見つけた気分。

 

OKUNO塾では、

生徒ごとに使っているテキストも違ったりするので、

基本的に教材を選ぶときは、生徒ひとりひとり決めていく。

 

当然塾に在籍している期間が長いほど、

勉強の得意不得意がわかるので、より正確なテキスト選びができる。

 

大手塾と違って個人塾の良いところは、

こういった臨機応変な対応ができること。

 

大手塾のときは、使うテキストが本部で決められていて、

そもそも現場の先生にテキストを選ぶ権限なんてなかった。

でも本当は教えている先生、

つまり、生徒の得意不得意を把握している先生が

教材を選んであげるべきだと思う。

 

たとえば、数学の関数な苦手な生徒には

関数を鍛えるテキストを渡して解かせるべきだし、

社会の日本地理が弱いなら、日本地理を徹底的に演習できるような

教材を渡すべきだろう。

 

特に中3生は、これからかなり細かな勉強に入る。

単元ごとに細かく得意不得意を分析し、

苦手な単元で得点できるように鍛えていく。

 

そうなると、生徒の特徴をしっかりと把握して

ひとりひとりに合わせた教材選びが必要不可欠となるだろう。