OKUNO塾の小学生クラスでは
思考力を問う問題をおそらく近隣のどの塾よりも
数多く解いている。
なぜ思考力系の問題を解かせているか?
それは一つ。
1つ目は、書いてあることを理解する力を鍛えないと
どの教科でも得点できないから。
例えば、256÷16=?という問題は割り算を習った小学生であれば
筆算を用いてほぼ誰でも解けるけど、
これを
「1辺が16cmの正方形Aの中に、Aよりも1辺が12cm短い正方形Bを詰めていくと、合計何個詰めることができるか?」とするだけで、正答率はぐんと落ちる。
思考力とは、
そもそもどういう状況なの?
どういうことなの?
と自分で理解できるように落とし込んでいかないといけない。
これは、256÷16のような問題をどれだけたくさん解いても
なかなか身につけられることではない。
日頃から、長い文章問題や表を使った問題を解いていく中で
自分で理解できるように噛み砕く力を養わないといけないのだ。
これは、算数だけではない。理科でも社会でも、
資料や表の読み取り問題は大量に出題される。
最近の高校入試問題は、一問一答は全く出ず、
むしろこういった考えさせる問題ばかりである。
後々のことを考えると、
とにかく早いうちに、できれば小学生のうちに
対策をしておいた方が良いだろう。