神奈川県川崎市の塾|OKUNO塾のつぶやき

JR南武線 武蔵新城駅|毎日8:30更新

『内申を下げてください!』と言っているようなもの

生徒が机の上に出していたプリントを

ちらっと見てみると、

学校の授業の振り返りシートが出てきた。

 

それがこれ。

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これを見て、どう思われるだろうか?

 

 

私は、見た瞬間に「まずいっ!!」と思った。

そして、生徒にすぐに伝えた。

 

これでは、

自分から「内申を下げてください!」って言っているようなものだよ。

と。

 

 

振り返りシートを甘く見てはいけない。

 

学校の先生は、1枚1枚のプリントで

成績をつけてくるので、

このクオリティで提出したら内申点は低いままになってしまう。

 

 

何がダメなのか?

 

まぁ普通に誰でもわかると思うけど、

5行も書く欄があるにも関わらず、1行で終わっている。

これがダメ。

もっと厳密に言うと、主体性が感じられないことがだめ。

 

内申点の三分の一は、主体性の項目で評価が付けられる。

主体性とは、要は「やる気」である。

では、どうやってやる気を見せるか?と言うことだが、

非常に簡単である。

 

それは、先生の期待値を超えること。

 

たとえば、5行のマスがあって、それにはみ出るくらい

感想を書いていたら、先生は内申点を上げる。

 

 

実にくだらないと思うかもしれないけど、

(いや私もくだらないと思っているけど)

とにかく内申点というのはそういうゲームなのだ。

 

公立中学校に入った以上、そのゲームのルールに従うしかないのだから、

どうせなら楽しんだ方が良いだろう。

 

ゲームで高得点を取るつもりで、

先生の期待値を超えていってほしい。

 

なんなら色ペンを使ってカラフルにしても良いだろうし、

絵を書き加えても見栄えを良くしても良いだろう。

いずれも、先生の期待値を大きく超えることができる。

 

こうやって主体性の観点は上げることができる。

 

ぜひ、このつぶやきを見たご家庭の方々は、

お子さんのプリントを見て、

期待値を超えているかどうかをチェックしてほしい。

 

こういうのは、男子よりも女子の方が圧倒的に得意だね。

 

だから内申点は女子の方が遥かに高い。