神奈川県川崎市の塾|OKUNO塾のつぶやき

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個別指導と集団指導、両方やってみてわかったこと

OKUNO塾を開校する前、

私は1:2や1:1の個別指導塾で働いていた。

にもかかわらず、なぜOKUNO塾は集団指導塾にしたのか。

 

それは端的に言えば

「個別指導では成績が伸びにくいから」である。

 

塾講師をやっていて、何が一番のやりがいか?と言われれば

それは生徒の学力が上がったり、成績が上がったり、

志望校に合格したりすることである。

 

それが、なかなか個別指導では達成できず、

なんとも、もどかしい時期を過ごしていた。

 

なぜ個別指導塾では伸びないのか?

これはいくつか理由があると思うけど、

根本的な原因は2つだと思う。

 

1つ目は、授業以外の勉強量が少ないこと

結局、勉強は習慣化させてナンボなのに、

授業終わったらバイバイー!

で終わってしまう。

で、1週間後また授業に来て終わったらバイバイー!

この繰り返し。

 

だから、授業日だけしか生徒は勉強しない。

先生も授業後のことまで考えていないことが多い。

大事なのは授業から次の授業までの学習計画を組み、

それを実行させることなのに、

学習管理もしないし、学習計画も立てない。

これでは伸びないでしょう。。。さすがに。。。

 

 

2つ目は、周りの生徒の勉強量を知れないこと。

個別指導は、井の中の蛙状態である。

周りの努力量を知れないってのは結構残酷なことで、

自分の勉強量が仮に1週間に1時間でも、

それがどれだけ少ないか?は知ることができない。

 

受験というのは、結局周りよりも多く得点しないといけないのだから、

周りの努力量や勉強量を知らないというのは、可哀想なことである。

 

OKUNO塾ではなぜ生徒の勉強内容や勉強量を

他の生徒たちにも見られるようにしているかというと、

こういった井の中の蛙にならないようにするためである。

 

生徒の勉強量を増やす一番の方法は、

勉強しなさい!ということではなく、

周りが自分よりもたくさん勉強している姿を見せることである。

教えるのではなく、見せる。でないといけないし、

もっと言うと、同級生が頑張っている姿を見せないといけない。

 

 

以上のことから成績を上げるなら集団授業一択だと思っていたので

OKUNO塾は集団授業にした。

 

でも、いつかは個別指導にもチャレンジしたい。

個別だけど、井の中の蛙にならないような仕組みを整え、

個別だけど、学習管理をしっかりと行い、

個別だけど、授業外でも勉強する学習習慣を身につけさせる。

こういった塾をいつかは作りたい。