神奈川県川崎市の塾|OKUNO塾のつぶやき

JR南武線 武蔵新城駅|毎日8:30更新

今年も出たな!ズルするマン!!

さてさて

3月から新入生を迎えたOKUNO塾であるが、

今年の新入生にも答えを写したり

解いたふりをするいわゆる「ズルするマン」がいる。

 

たとえばこちらの宿題写真。

 

・途中式が何もない。

・全て正解になっている。

 

もうほぼ完全に答えを写している。

 

本人に話を聞いたら、

どうやら答えを写していないということ。

 

なるほど。。。

途中式は書かなかったの?と聞いたら、

『別の紙に書きました。』

 

 

その紙はどこにあるの?と聞いたら、

『家にあります。』

 

じゃあ次塾にくるときに持ってきて!と伝えたら、

『あっ紙じゃなくてテキストに書いて消したんだった。』

 

 

でも、テキストに途中式を書いて消した形跡がない。

どれだけ綺麗に消しても、書いたあとは少しは残るのに

何も残っていない。

 

それを伝えたら、とうとう

『お父さんに答えを全て教えてもらって、それを写しました』とのこと。

 

 

それならそうと、最初から言えばいいのに。

でも、お父さんも答えを全て教えるのは良くないよね。。。

ヒントを教えるならまだしも、答えを教えちゃうのは

今後、この子のためにならないなぁと思い、親御さんにご連絡。。

 

 

すると、すぐに返信が返ってきて、

お父さんは答えどころか、何も教えていないとのこと。

 

 

え!?じゃあさっきの話はなんだったの?

 

 

もう、困惑である。。

 

 

ということで、改めて生徒本人に

お父さんは答えを教えてないと言っているけど、どうなの?と伝えると、

『えっ!?教えてもらったんですけど。。』と

 

 

 

ふぅー。(こちらも一呼吸しないと感情的になってしまう。感情のコントロールってこの仕事をしていて最も難しいことの1つである。)

 

 

じゃあお父さんが嘘ついているということ?

と改めて確認すると、まぁいろいろあって、

『一人で最初は解いていたんですけど、問題がわからなかったので、答えを写したかもしれないです』

 

ということだった。

 

 

認めたことは1歩成長なので、次にいかないと。

 

 

我々がやるべきことは、認めさせることではなく、

自分のためにならない勉強をさせないことである。

 

 

ということで、ここからようやく話し合いができる。

たとえば、量が多くて写してしまうなら、勉強量を減らすように

調整してあげないといけないし、

量に関係なく答えを写してしまうなら、

答えを回収して、自力で解く環境を整えてあげないといけない。

 

 

正直に言って、

最も伸ばしにくい生徒はこういったずるをする生徒である。

やったフリをしているので、全然伸びない。

しかもズルが上手いほど、こちらは気付けないので、

数ヶ月も意味のない勉強をしていることになる。

 

 

毎年のように10人に1人くらいの割合で

こういったずるをする生徒が入塾してくる。

 

今の新2年生にもいたし(入塾前にやめたけど)

今の新3年生にもいる。

そして今回の新1年生の生徒。

 

本当にこのタイプの生徒を伸ばすのは大変である。

本人の意識が変わらない限りどうしようもないからね。

 

 

そして、今このつぶやきを書いていて気づいたのだけど、

ずるをする生徒が、みんなとある塾の生徒だったということ。

 

 

怖いことに気づいてしまった。

 

 

おそらく宿題の仕方とか教えないんだろうなぁ。。

だから、その塾に通っているけど伸びない。

ズルする生徒が量産されている。

 

 

本当によくないと思うなぁ。

 

 

宿題を出すなら、ちゃんとチェックをしたり、

やらない生徒に対処したりしないと、

意味のないことに時間をかけてしまう生徒が

どんどん増えていってしまうと思う。