中学1年生たちは中学生クラスに入ってから
もうすぐで2ヶ月が経とうとしている。
まだまだ小学生感が残ってきているので、
教えないといけないこともたくさんある。
その代表例が、各科目の勉強の仕方についてである。
勉強は全ての科目が同じようにやれば伸びる
というものではなく、それぞれの教科によって、
そして試験内容の特性によって、やり方を変えないといけない。
たとえば、漢字の勉強方法と理科の勉強は全然違う。
漢字は「少量をコツコツ」がおすすめ。
1日あたりの勉強時間は5分でいいが、それを毎日コツコツと
続けることが大事。
一方で理科は、本質を理解しないといけないから
最初にガッツリ時間をかけて調べ物をしながら解いていく必要がある。
(私は基本的に理科の勉強はググりながら行う。じゃないと教科書や参考書でも「え?これってどういうこと?」ってのが多すぎてモヤモヤする。)
このように、科目ごとに勉強方法は違う。
でも、それを理解していない生徒たちは、
理科の問題も漢字と同じようにさらりと勉強してしまう。
これをやるとほとんど同じような類題を解かせても、
全然解けない。条件がほんの少し変わっただけで解けない。
こうして勉強が苦手な生徒が出来上がっていく。
だから特に最初の頃は、勉強の仕方を細かくチェックする。
小学生クラスから持ち上がりの生徒は、
だいぶ基礎を叩き込んでいるので大丈夫だけど、
中学生から入る生徒は1から教えないといけないので大変だ。
さらに大変なのが中2や中3で別の塾から来る生徒たち。
答えを写す勉強が癖になっていたりすると
1から叩き込むの前に、
悪い癖を取り除くから始まる。
癖ってのは取り除くのにものすごい時間がかかって、
素直な子でない場合は、半年〜1年は最低でもかかる。
すると、1から叩き込む前に受験シーズンなんてことになってしまう。
だから早いうちに、そして何より変な癖がつく前に
塾選びをしてほしい。