同業の先生たちと話をすると
よく塾の話になるのだが、こんな話を聞いた。
その塾は〇〇高校合格専門!とアピールしているらしい。
こういった塾は全国にたくさんある。
大抵、その地域のNo1高校をアピールしていて、
それゆえ入ってくる生徒の学力も高めであることが多い。
〇〇高校合格専門!と言うと、
何名くらい合格するのが一般的なイメージだろうか?
そこに入ってくる生徒全員、〇〇高校を目指すはずなので、
仮に生徒が1学年20名いれば、まぁ10名くらいは受かっていてほしい。
それでも確率は50%だけど。。。
今回、聞いた話によると、
〇〇高校合格専門!と謳っている塾であるにもかかわらず
今年の合格者が1名しかいないらしい。
しかも過去5年間で、今年が最も良い実績だったとのこと。
つまり0名の年もあるのだそうだ。
これって〇〇高校合格専門って言うのか?
ちょっとよくわからない。
(ってか周りの塾の合格人数を、毎年エクセルにまとめているその先生はものすごくマメだと思う。。僕はすぐそばの塾の合格人数すら把握していない。。)
でも、私が話を聞いていて思ったことは別のところにある。
〇〇高校合格専門!と謳っていて、合格者が1名しかいなくても
生徒がたくさん集まっていることだ。
つまり、見せ方が上手いのだろう。
話をしてくれた塾の先生は、
同業だから毎年、合格者数をメモしているそうだが、
親御さんは、普通そんなことはしない。
その専門塾は過去の合格者をHPに載せていないらしく、
情報を毎年収集しないと、過去の実績を把握することはできないらしい。。
見せ方が上手いよね。
こういったことがあるから、
私は合格実績は全然あてにしていない。
もし、合格実績で塾を決めるなら、
塾に入れさせる何年も前から合格者の推移を追った方が良さそうだ。