1年前、こんなつぶやきを書いた。
1年前の中1生(現中2生)は、
私の教師人生で1番やばい!と感じた学年であった。
特に英語。本当にやばかった。
当時の中1生全体の英語偏差値は
44.2(模試の偏差値)であった。
全体がこのレベルなのはかなりまずい。
ということで、夏頃からカリキュラムを中1だけ刷新した。
それだけやばかったのである。
とにかく英語を書く練習をたくさん行った。
テキストも全て切り替えて、
穴埋めの教材から1文丸々書く教材にした。
穴埋めだとなんとなくでできてしまうけど、
最初から最後まで1文を書こうとすると、
予想で答えを出すことができなくなる。
そのためかなり良いトレーニングになるのだ。
当然、授業は大変になる。
最初は全くわからないから、ついつい指導に熱が入ってしまう。
そんな指導を約1年続けて、彼らは現在中学2年生になった。
英語の偏差値はどうなったのか?
3月の全県模試の結果を見ると、
54.8になっていた。
44.2から54.8へ。
およそ10の偏差値UPである。
体感としても、だいぶできるようになってきた。
いやぁそれにしても英語は時間がかかる。
1年くらいかかってようやく偏差値10UPである。
でも、これが達成できたのも
生徒たちが諦めずに毎日コツコツ勉強を続けたからであろう。
本当に素晴らしいと思う。
今では中学2年生になり、
通常のカリキュラムに戻しているが、
もう二度と、
テキストもカリキュラムも1から全て刷新するなんてしたくない。