神奈川県川崎市の塾|OKUNO塾のつぶやき

JR南武線 武蔵新城駅|毎日8:30更新

親は経過を褒めたいよね。だって第三者は結果しか褒めないのだから。

「〇〇くんが多摩高校に合格したんだって!すごいよね。」

「〇〇さんが早稲田大学に合格したらしいよ!頭良いね。」

みたいな会話をよく耳にする。

 

基本的に第三者は結果を評価する。

これは当然で、途中の経過は見ていないからである。

でも、そこに辿り着くまでにはかなり大変なプロセスがあって、

その日々の努力の積み重ねが最終的な結果になるのである。

 

私が日々感じることは、

せめて親や、毎日のように指導している先生は「経過」を

評価してあげたいということ。

 

 

もちろん、結果は大事である。これは言うまでもない。

でも、結果は家族以外でも褒められる。

一方で途中経過を褒められるのは、

毎日のように接している人のみである。

 

休みの日でも自習室に行って勉強していることは

家族以外は知らない。

だからこそ、毎日の努力を労ってほしい。

 

振り返ってみれば、中学生の頃に毎日勉強なんてしていただろうか?

私はしていない。ほぼ0だったと思う。

 

そう思うと、生徒たちは本当に立派だと思う。

部活もやりながら勉強もする。

体力的にかなりきついと思うけど、それをこなしている。

 

 

こういった経験を中学生で味わえることは

個人的にはかなり幸せなことだと思っている。

 

過去を振り返ると、

やはり自分が頑張った期間が記憶に鮮明に残っている。

もちろん当時は大変だったんだけど、

頑張ってよかったなぁと数十年経っても振り返れると思う。

 

 

受験勉強を頑張って、志望校に合格できた経験がある人は

「勉強は大変だったけど、頑張ってよかった」と思えるだろうし、

スポーツを頑張って、県大会などで入賞した経験がある人は、

「毎日の練習は大変だったけど、頑張ってよかった」と思えるだろう。

 

 

「努力した!」「頑張った!」と振り返れる期間を

ぜひ中学生のうちに味わってほしい。