休校を使って久々に校外学習へ。
今回は福岡県に向かった。
1番の旅行のテーマは飛鳥時代に築かれた「水城」である。
ここからは歴史のお話。
飛鳥時代、663年、
日本は百済を助けるという名目で唐・新羅軍と戦うことに。
これが白村江の戦いである。
結果は惨敗。
日本は唐・新羅軍の仕返しを恐れ、
朝鮮半島に近い九州北部を防衛することになる。
そしてこのとき
防衛のために作られたのが水城である。
こちらが九州国立博物館の模型。
土を盛り、敵が外側から簡単に攻められないようにしている。
現地を見にいくと、こんな感じ。
もう1300年以上も前で、住宅や田んぼが作られているので
写真からは分かりにくいかもしれないが、
奥に向かって土が盛られている。
長さ1.2km、高さ9mもの土塁らしい。
水城よりも内陸側には太宰府があった。
役所を守る重要な役目を果たす水城。
現地に行くことでわかることはたくさんある。
これでまた、生徒たちに
リアルな情報を話せるようになる。
授業中に撮ってきた写真も見せれるようになる。
こうやって、少しずつ授業が面白くなっていく。
教科書からだけではわからない現地の雰囲気や様子を
実体験を踏まえて生徒たちに伝える。
生徒たちも興味津々で聞いてくれるようになる。
自分自身の勉強にもなるし、授業もより良くなるし最高だ!
次はどの都市に行こうかな。今から楽しみだ!