神奈川県川崎市の塾|OKUNO塾のつぶやき

JR南武線 武蔵新城駅|毎日8:30更新

字だけで誰なのか分かる。

定期テスト期間、

OKUNO塾では、生徒が問題を解き、

解き終わったら先生のところへ持ってきて

先生が丸つけと解説をする。

 

毎日大量のノートやテキストが

丸つけのためにやってくる。

 

高速で捌かないと、全然終わらない。

1日に1人10冊弱ほど持ってくるので、

仮にその日の自習室に生徒が25名来たら、

250回ノートのチェックをしないといけない。

 

まぁ到底1人では無理なので

アルバイトの先生にも毎日手伝ってもらっている。

 

さて、生徒たちが持ってくるノートやテキストには

名前が書いてないことが多々ある。

 

あとルーズリーフに書き込む生徒も大勢おり、

この場合はほぼ名前が書かれていない。

 

 

先日、複数の生徒からこんなことを言われた。

「名前が書いてないのに、よく僕のだって分かりますね!」

 

 

 

 

あぁたしかに!!

 

 

言われてみればそうかもしれない。

 

あまり自分自身では意識したことがなかったけど、

これって日々生徒たちの宿題チェックをしているから

できるのかも。

 

 

字にはその人の癖がよく出る。

 

 

走り書きをする生徒、

筆圧が弱すぎてミミズが這ったような字の生徒、

文字と文字の感覚が狭すぎて読めない生徒、

ものすごくちっちゃく書く生徒、

お手本のような字を書く生徒、

もう本当に十人十色。

 

 

多分、卒業生であっても、

字を見ただけで誰なのか分かると思う。

 

もちろん書き方が似ている生徒もいるから

完璧に判断できるわけではないけど、

9割がた分かると思う。

 

 

一応、学年別の字の特徴を書いてみる。

※あくまで字の特徴です!

 

3期生(現高1):全体的に最も読みやすかった世代。読めないと感じたことは1人もいなかった。

 

4期生(現中3):クセ強めな世代。個性的な字を書く生徒が多い。あと読めない字を書く生徒も多い。まともな字を書く生徒は半数くらい。

 

5期生(現中2):魔の世代。まともな字を書く生徒はごく少数。マジで読めない字を書く生徒、ちっちゃすぎて虫眼鏡が必要な字を書く生徒が多い。ほんと丸つけが大変。

 

6期生(現中1):3期生には劣るが、でもまだ読みやすい字を書く世代。特に読めないと思ったことはない。

 

 

ちなみに、

頭がいい人は字が綺麗、

といった話を聞くことがあるが、

体感では全然当てはまっていない。

 

これまで何百という生徒を見てきて思うことは

頭がいい人は、字が個性的であることが多い。

 

一瞬でこの字はこの人だわ!

って思えるような特徴のある字。

決して読みやすいわけでも、綺麗なわけでもなく、

とにかく特徴のある字を書く。

 

 

 

 

いずれにせよ、丸つけをする立場から言えることは、

読みやすく書いて欲しいということ。

 

 

やはり、読みにくいと、

丸つけをしたくなくなるからね。