OKUNO塾では中学生だけでなく
小学生にも毎日宿題を出している。
授業がない日も計算問題・英単語・漢字などの
基本的な勉強は毎日やるようにしてもらっている。
そして、毎回の授業で宿題ノートをチェックする。
ここ最近、ほぼ全員の生徒が宿題を
毎回やってきてくれているので、非常に嬉しい。
小学生は中学生に比べて順応力が高い。
塾に入ったばかりの頃は、
「えー毎日勉強するのって大変そうー」と
言っていたけど、それも1ヶ月ほどで慣れて、
授業が終わると生徒から
「今日の宿題ってなんですかー！？」と聞いてくれる。
もはや誰も
毎日の宿題に関して抵抗してこない。
それだけ、毎日コツコツと勉強することに慣れてしまったのだ。
ヒトは、良くも悪くも慣れる生き物である。
それをうまく活用すれば、
勉強をコツコツ行ってもらうことも可能である。
だから、小学生クラスでは、
とにかく分散して宿題を出すようにしている。
毎日コツコツ、その代わり1日あたりの宿題量は20分以内。
細かく割り振って、毎日コツコツとやってもらうことで、
忘れにくくなり、より知識として定着しやすくなる。
勉強は、1日でガッとやるより、
数日に分けてコツコツやった方が身になる。筋トレと同じだ。
1日5時間一気にやるくらいなら、
5日に分けて、1日1時間やった方が良い。
コツコツが何より大事。
それをわかってもらうために、
小学生クラスでは毎日授業がない日も宿題を出している。
小学生のうちから、毎日コツコツできるのであれば、
中学生クラスに入ってからも大丈夫だろう。
私の理想としては、中学生からの募集を停止し、
小学生からしか入塾できない塾を作ること。
そうすれば、じっくりと時間をかけて
勉強を教えることができる。
計算の仕方、ノートの取り方、質問の仕方、
1からしっかりと教えられる。
順応力が高い小学生のうちに、
色々と学べるのは重要な経験だと思う。
