中学生くらいになると、
反抗期ということもあり、なかなか親の言うことを聞かなくなる。
一方で先生の言うことはどうか?と言うと、
これは人によるとしか答えようがない。
こちらの言うことを聞いてくれる生徒もいれば、
反抗的な態度を取る生徒もいる。
やります!と言っておいて、実行しない生徒もいる。
バレなきゃいいや、と誤魔化す生徒もいる。
人それぞれだ。
言うことを聞いてくれない場合は
やはり、学力を伸ばすのが難しい。
「素直さ」ってのは本当に大事な素質だと思う。
勉強でも、スポーツでも、仕事でも、
自分自身が初心者のうちは、素直さが必要である。
上達するまでは、疑問に思ったことでもまずは素直にやってみる。
それを続けていく中で、自分にはこちらの方が合うな
と気づくこともあるだろうから、その時は自分に合ったやり方に変えていく。
でも、いきなり自分流でやるのは良くない。
塾に関して言えば、最初から自分流でやるなら
そもそも誰かに教わる必要はない。
仕事でも同じだと思う。
新入社員として入って、まだ右も左もわからないうちは
上司のアドバイスを忠実に守った方が良い。
初日から「いや、僕にはこのやり方が合うと思うんで。。。」
なんて言っていたら、誰も教えてくれなくなる。
そうすると、井の中の蛙状態だから、知見は広がりにくくなる。
素直さ。これはどうやって獲得するのかな。
家庭教育なのか?
元々生まれ持ったものなのか?
学校で生活していく中で育まれるものなのか?
いずれにせよ、
ぜひ身につけておいてほしいものである。