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なぜ高校受験は内申重視なのか?

神奈川県の公立高校入試は、今年の2月の受験から面接がほとんどの学校でなくなった。これにより、合格のために必要な要素は内申点試験当日点の2つになった。

 

 

そのため、この2つの点数をいかに最大化させるか?これが公立高校入試合格には最重要課題であり、片方だけを上げてもダメで、内申と当日点の両方を上げないといけない。

 

 

さらに神奈川県の場合、高校ごとに内申点と当日点の比重が決まっている。たとえばA高校は内申点500点、当日点500点の合計1000点として計算、B高校では内申点600点、当日点400点の合計1000点満点と計算する学校もある。だから自分が受ける高校の比率は必ず調べておかないといけない。

 

 

さて、多くの高校の比率を見ているとあることに気づく。それは内申点を重視している高校が非常に多いということ。県内の公立高校の学科194のうち、74%にあたる143学科が内申点≧当日点である。

 

 

しかも今年の3月の受験から二次選考でも内申点が見られるようになった。これまで二次選考は当日の試験点のみで勝負が決まり内申点は全く要らなかった。内申が低い生徒の救済策だったのに、今回の受験から廃止された。

 

 

なぜこれほどまでに内申点を重視するのか?それは当然、内申点の高い中学生を取りたいからだ。ではなぜ内申点の高い生徒を取りたいのか?

 

 

勝手な想像だが、将来社会人として生きていくためには、内申点の高い人材の方が活躍できると考えているのかもしれない。内申点の高い生徒って、日頃からやり取りをしていてストレスが少ない。コミュニケーション力は高いし、伝えたことを正確に理解して、すぐに取り組んでくれる。渡したプリントを無くしたりグジャグシャにしないから、手がかからない。

 

 

逆に内申点の低い生徒とのやり取りは、よくストレスを感じる。話を聞いていなかったり、物を紛失したりすることが多く、個別で対応しないといけないことが多い。また伝えたことが通じていないとかね。

 

 

テストの点数はもちろん重要だけど、それ以外の要素で内申点は決まることが多い。一言で言うと、他者とうまくやっていけるかどうか?これを見ている気がするね。こういう要素を多くの高校が重視するということは、おそらく、他者のことを慮れる中学生を取りたいという意思表示ではないだろうか?と勝手に思っている。