当塾のある神奈川県川崎市は
神奈川と東京の境目に位置しているので、
生徒たちは東京の私立高校も検討する。
仮に条件を
「電車で40分以内で通える学校」と考えると
候補の私立高校は50校くらいあるだろう。
それくらい選択肢が多い。
地方都市にいけば、せいぜい5校、
現実的には2校くらいしか選ぶところはないだろう。
首都圏はこういった教育面で
非常に大きなアドバンテージがある。
さて、50校も学校があると
当然、人気の私立高校とそうではない高校がある。
人気の私立高校はなぜ人気なのか？
おそらく進学実績が最も大きな要因だろうが、
その次は「塾への営業力」だと思う。
説明会に参加すると、
人気の高校は、塾の先生への対応がものすごく丁寧で
先生たちの腰がものすごく低い。
後日説明会に参加した御礼のお手紙まで
いただくこともある。
当塾のように小さな塾ですら、
このような対応をするのであれば、
大手塾の先生にはかなり手厚い対応を
しているのではないかと思う。
塾の先生だって当然、
無愛想な態度を取ってくる高校より
丁寧な対応をしてくれる高校を
親御さんや生徒たちにおすすめしたくなる。
基本的に、中3生の進路を見ていると、
よほど「この高校に行きたい！」という思いがある生徒を除き、
塾の先生のアドバイス通りに高校を決める生徒が多い。
なので、塾の先生への営業が大事なのだ。
実際に説明会で「学校の先生よりも塾の先生方の方が圧倒的に大きな力を進路選択においては持っている。」と言われたこともある。
いやはや、どの業界も営業力が大事だな。
