定期テスト対策期間、OKUNO塾の中学生クラスでは自習で自分の学校のテスト範囲の勉強をしてもらう。
自習なので、先生は暇なのでは?と思うかもしれないけど、実際は真逆。定期テスト期間が最も忙しい。
普段の授業であれば、私一人で授業を進めているけど、テスト期間の自習はアルバイトの先生2名も手伝って三人体制でサポートをしている。
普段の3倍も先生がいるのだ。
自習なのに?なぜ?と思うかもしれない。
ではなぜテスト期間は自習なのに忙しいのか?を説明したいと思う。
まず第一に学校の提出物であるワークを終わらせることが大変である。生徒たちがみな黙々と勉強をしてくれればいいが、現実はそうではない。寝てしまう生徒もいるし、ぼぉーっとしてしまう生徒もいるし、範囲ではないページをやっている生徒もいるし、汚い字で書いている生徒もいる。
もちろん、勉強に関する質問もバンバンくる。それも英語から数学から、理科から社会から、とにかく何でも急にくる。そういった勉強に関する質問を回答しながらも、全体に目を配って、みんなが勉強に取り組んでいるのかを確認している。
勉強している姿をちゃんとみているとわかるのだけど、ペンをいじっているだけで10分以上あったり、ぼぉーっとしている時間で10分以上あったりする。一回自習室の様子をカメラで撮って、親御さんに見せたいくらい。
2時間の勉強中に、1時間以上はペンすら握っていないなんてことはザラにあるのだ。だから、声をかけ続けないといけない。
これがね、このテスト期間でもっともしんどいこと。
いや、自分でやってくれよー。って思ってしまう。でも、見捨てたらその子の学力は終わりだからね。それはできないよね。
数分に1回声をかけては、勉強するよう仕向けないといけないので、こちらのメンタルがどんどん疲弊していく。
別にさ、サボる生徒なんてその人の人生なんだから放っておけばいいじゃん!とか、言ってもやらないのは自己責任だ。という意見もあるだろう。でも、私は少なくとも中学生にはそうは思わないんだよね。
自己責任だ、と言って見捨てるのではなく、とにかくできることはなんでもやってサポートする。勉強なんて、そもそもやりたくてやっているわけではないし、成果がでるのも1日後とかではなくて数ヶ月、数年後なわけで、全然モチベーションが上がらないだろう。
だからサボりたくなる気持ちもわかるし、目先の欲(ゲームとかYoutubeとかスマホとか)を優先してしまうことも十分理解できる。
でも、長期的な利益のために短期的な欲を我慢しないと、勉強でもスポーツでも、仕事でもどの分野でも活躍はできないだろう。
だから嫌われ役になってでも自塾の生徒にはちゃんと向き合う。
うちの子にはそこまでしてくれなくていいという生徒は、別に世の中のもっとラクな塾に行けばいいわけで、OKUNO塾としては、頑張って結果を出すように全力でサポートするだけだ。
それにしても、毎日が修行だね。特に精神的な修行。
イライラがコントロールできなくなったら指導者としては二流だと思っているので、なるべく感情のコントロールをしようと努めているけど、でも本気でなんとかしたいと思うと感情のコントロールが難しくなる。
よく、親御さんと面談をしているとこんなことを言われることがある。
「勉強のことで先日子どもと喧嘩をしてしまいました。つい言いすぎてしまったり余計なことを言ってしまいました。感情のコントロールが難しいですね。先生はいつも冷静ですごいですね。」
たしかに、指導歴が長くなるほど冷静でいられることは多くなっている。10年前と比べたら、明らかに怒る回数は減っているし、まぁサボるよねーみたいに受け入れることが増えている。それは大勢の生徒を見て、相対評価ができるようになったからだろう。
ただ、それでもなお感情のコントロールは本当に難しいと感じる。
特に中学生くらいになると口が達者になるから、突っかかってくることも、逆ギレされることも多い。また、不貞腐れて余計にイライラさせるような態度をとられることもある。
そういった態度に対して、冷静さを保つことは簡単ではない。私だって人間だから、感情のコントロールは本当に難しいと常々思う。
もちろん放っておくのが一番ラクだけど、それはダメじゃん?
だから、反抗されても見捨てずにサポートしないとね。ちなみに、私の中で気をつけていることがある。それはイライラを翌日に持ち越さないこと。
たとえば、生徒を叱ったとしても次の日は普通に接する。私は教える仕事をする人は皆、この切り替える力が必要だと思っている。いつまでも引きずっていると負の感情に心が支配されて、常に不満をもらしたりイライラしている人になってしまう。
感情のコントロールは時間が解決してくれるが、その時間はできるだけ短い方が良いと思う。だから寝たら忘れる。まぁ厳密には忘れていないんだけど、切り替えるってことかな。
あと私の場合、こうやってブログに書くことも大事だと思っている。文字にすると客観視できて、冷静さを取り戻しやすくなると思う。
イライラしたらブログに書こう!笑