先生のつぶやき(OKUNO塾・ThinkWith個別塾)

川崎市の武蔵新城駅そばで「OKUNO塾」と「ThinkWith個別塾」を運営しています。|毎日8:30更新

大学受験の塾が突如閉鎖

SS義塾という大学受験の推薦入試対策の塾が突如潰れたらしい。

 

このニュースが、塾の先生たちの間で話題になっている。

togetter.com

 

推薦入試だとこの時期はかなり大事な時期だろう。

 

仮に会社が倒産するにしても、実施していない授業に対する授業料は返金を行うべきだ。

 

ネットの情報を見ていると、先の授業料を振り込んでしまった後に、急遽音信不通になってしまったといった投稿を見た。↓

SS義塾に入っていたのですが、

月曜日に急に塾がなくなってしまいました。

先生と生徒だけが取り残されてしまいました。

オンラインで総合型推薦の大学受験専門でした。
塾がなくなり、困っています。

電話も出ません。

誰か助けてください!!

SS義塾と全く連絡取れません!

一方的にLINEとメールがくるだけです。

返済してほしいかたはコチラとあるけど、裁判とか書かれています。

お金が無い中でやり繰りくりして捻出した40万円近くを返してください。

どの電話も話中だし、

営業時間外だとガイダンスが流れたり、
電話が混み合っている録音が流れて、
連絡が取れないでいます。

もう、1週間経ちます。


他にもきっと沢山の被害者がいると思うんですけど、

同じ被害に遭われた方いませんか?

SS義塾に入っていたのですが、月曜日に急に塾がなくなってしまいました。先生... - Yahoo!知恵袋

 

たとえば、急に先生が大量に辞めてしまって授業が継続できないといった理由もあり得るだろう。

 

そういった場合は、やはり代表の人がちゃんと前に出て説明すべきだと思う。また、実施していない授業料は返金しないといけない。

 

今年の1月の共通テスト直前に大学受験予備校の「ニチガク」が事業停止をした。同じく1月に、池袋にある英語塾の「吉田塾」が突如倒産した。

web.archive.org

 

どちらも、有名な塾だっただけに、その突然の倒産には非常に驚いた。

 

この少子化という時代、塾というビジネスはものすごく厳しい。なんとか耐えてはいても、ある日、耐えきれなくなってしまうことはあるだろう。

 

ただ、せめて倒産が決まった時点で生徒たちには伝えるべきだし、実施していない授業に対する費用は返却すべきだ。

 

私はこういったことがあるから、1年分の授業料の一括支払いを求める塾は避けるべきだと思っている。大手ですら潰れるのだから、中小の塾で、もし授業料を1年一括払いのところがあれば、まず避けるべきだ。

 

特に大学受験は1〜2教科でも、年間で60万円近い費用(1ヶ月5万円)がかかることもあるので、一括支払いを求める塾には何かあるのではないか?資金繰りに困っているのではないか?といった疑念を抱くことをおすすめする。

 

今年は塾の倒産が過去最多ペースらしい。本当に塾の運営って難しいね。。。