神奈川県川崎市の塾|OKUNO塾のつぶやき

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個別指導塾の講習について

今年の冬期講習は

中2と中3向けの冬期特訓と、

中1〜中3向けの単科講習を行う。

小学生向けの講習は行わない。

 

 

OKUNO塾は講習期間中も、

通常授業も行っているので、

あくまでメインは通常授業にある。

講習はプラスアルファという立ち位置だ。

 

 

だから講習は強制にはせず、

任意受講という形にしている。

部活や帰省で予定が合わない生徒も多いので、

必要な場合だけ取る。

というスタイルである。

 

 

でも、多くの塾はOKUNO塾とは異なり、

強制的に受講しないといけない場合が多い。

また、1:2や1:3などの個別指導塾では、

コマ数を塾が提案し、半ば強制的に受けさせる

なんてこともある。

 

 

以前、個別指導塾からOKUNO塾に転塾してきた生徒は、

転塾理由が『高額な講習代』だとおっしゃっていた。

詳しく聞くと、夏期講習だけで30万円。

個別指導なので、国語で20コマ数学で25コマ・・・

というように膨大なコマ数(だいたい1コマ80分)を提案され、

しかも面談のときに提案されるので、

断りづらかったらしい。

「お子さんにはこれだけのコマを取らないと成績が伸びないです!」

「みんなこれくらい受講します!」

と言われたらしい。

 

 

ただ、個人的に思うのは、

高額でも、それに見合う学力が伸びればOKだと思う。

 

 

この生徒の場合、

かわいそうなことに

結局コマ数が多すぎて、

夏休み中に消化できなかったらしい。

なんなら9月中にも消化できなかったので、

転塾することを決意したとのこと。

 

 

ちなみにこの手の話は

自分が大学生時代にアルバイトをしていた

個別指導塾も全く同じだった。

 

 

膨大なコマ数を提案して、

夏休み中に終わらない。

結局、学校が始まってから

土日などに塾に来させて残りのコマを消化させる。

 

 

こうなると、

塾は消化させることだけを考える。

返金はしたくないから。

 

 

当時大学1年生の頃、

塾の講習代で塾長先生と親御さんが

バトルしているのを見て、

自分はその塾をやめた。

 

でも、次にアルバイトをした個別指導塾も

結局、同じようなことが起こり、

嫌になってやめた。

 

 

それ以降、

個別指導塾でアルバイトはしなかった。

 

 

これは、個別指導塾が

平月(講習がない月のこと)で儲からないことに

根本的な原因がある。

だから、講習代で一気に稼ぐのだ。

 

 

個別指導塾の場合、

アルバイトの大学生講師への人件費が、かなりかかる。

また、本部へのロイヤリティもそれなりに取られるので、

生徒数が多くても平月は赤字かトントンのところが多い。

 

 

とはいえ、生徒からすると

そんなことは知ったことではないので、

期間中にコマを消化してくれよ!ということだし、

そもそも講習に30万円も払わなくても学力を伸ばしてくれ!

ということである。