OKUNO塾が開校したのが2020年。
ちょうど開校した年にコロナが流行った。
開校当初、あらゆる人から、
「開校した瞬間にコロナなんて、運が悪いねぇー」
と言われた。
コロナが原因かはわからないけど、
本当に1年目は辛かった。
生徒も1人とか2人で、大赤字。
1ヶ月で40万円以上出ていくのに、
入ってくるのは数万円。
さすがに無理だと思ったね。
結局初年度は
500万円ほど赤字だった。
開校してみてわかったことは、
塾は意外にランニングコストがかかるということ。
月額1万〜3万くらいのサービスがたくさんある。
たとえば
・プリント作成ソフト：月3万
・入試問題などを利用できるソフト：月2万
・成績管理ソフト：月1万
・生徒との連絡ツール：月2万
・公式ライン：月2万
・デジタル教材：月3万
・クラウドデータサービス：月1万
・動画授業サービス：月2万
・プリンター＆用紙：月3万
それに加えて、
・家賃
・アルバイトの先生の人件費
・光熱費、水道、電話、インターネット代
・備品代（よくペンや消しゴムがなくなる）
・塾の本棚用の教材
・お菓子飲み物代（毎月5万越え？なぜ笑）
などなど。
なんやかんやで
4年前より20万円以上コストは増えていて、
今では毎月60万以上かかっている。
（かかりすぎー！！）
幸い、今はチラシや広告を一切やっていないので、
これくらいで済んでいるが、
広告をやったら、今でも赤字になるかもしれない。
まぁ何はともあれ、
なんとかやってはいけている。
昔を考えれば、今は生徒が増えたし、
兄弟で通っている生徒が本当に多くなった。
非常にありがたい。
だからこそ、頑張らないとね！
そして、来年2025年は開校して5年になる。
ということで1年後を目処に、
新しいことにチャレンジしていきたい。
それは塾をもう1つ作ること。
OKUNO塾は今、集団形式で授業をしている。
これは、今後も自分が担当していきたい。
一方で、
これまで数多くの面談を通して、
個別指導の需要がたくさんあることもわかった。
当塾に面談や体験まではしてくれたものの
入塾にはいたらなかったケース。
その多くが、
毎日宿題チェックや、学習計画立てには魅力を感じたものの、
集団授業を受けたら、在籍生のレベルについていけそうにない。。
みたいな声。特に今年は非常にたくさんあった。
こちらとしては
せっかくOKUNO塾を探していただいて、
わざわざ問い合わせ、体験授業まで受けていただいたのに
申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
そんなときにいつも思っていたのが、
同じシステムの個別指導塾を作った方が良いのではないか？
つまり、宿題チェックや学習計画立てなどは
今のOKUNO塾の仕組みをそのまま活用して、
授業だけを個別指導に切り替えたもの。
そうすれば、勉強についていけないと感じた生徒にも
ぴったりだと思う。
さらに、先取り学習をしていたり、
難関の私立対策に特化した授業を望む生徒など、
自分のペースで、勉強をしたい生徒には
良い学習環境が作り出せるだろう。
私が直接教えることはないと思うが、
指導者はどんどん育てていきたい。
「個別指導塾のバイトの先生は指導力がなくて。。。」
みたいなことにならないように、
毎週のように研修をしたり、勉強会をしたりする環境を
作らないといけないだろう。
できれば、
卒業生たちが大学生になったら、
勉強を教える側になって欲しいよね。
そんなバイト先を提供したいと思っている。
具体的なことは何も決まっていないけど、
1年後を目処に動いていこう！
おそらく最初の課題は「人」と「場所」
私は塾を大規模にしたいという気持ちはないが、
一方で、もっといろいろな塾があってもいいと思う。
当塾のように「継続力」の養成を
重視した毎日コツコツ勉強する塾が他にあってもいいはずだ。
でも、どの塾もみな横並び。同じようなシステムである。
これだと色が出ないよね。
私自身、
継続力の養成は本当に価値があると思っているので、
個別指導塾を作るにしても、
同じようなコンセプトにするだろう。
こうやって、新しいことを考えるのって、
ものすごくワクワクする。
あとはいつ実現するかだなぁ。
もしかしたら半年後には行動しているかもしれないし、
はたまた5年経っても進捗がないかもしれない。
まぁなるようにしかならないので、
1歩ずつ着実に進めていこう。
