神奈川県川崎市の塾|OKUNO塾のつぶやき

JR南武線 武蔵新城駅|毎日8:30更新

土曜日クラスで、どんどん伸びていく小学生

小学生の吸収力、記憶力って凄まじいとよく感じる。これは中学生とも違う。やはり小学生の頃って、基礎的な読み書きそろばんや、暗記系を徹底的に行う時期なのかもしれない。

 

 

先日、小学生の土曜日クラスで、日本地図パズルを解いている生徒がすさまじく伸びていて驚いた。47都道府県のパズルを、埋めていく作業である。3週間ほど前は、47都道府県すべてを終わらせるのに8分ほどかかっていた。それが前回の授業では1分20秒ほど。ものすごく伸びている。もうね、手が止まらない。いちいち何県がどこだっけ?って考えることなく埋められるようになっている。

 

 

土曜日クラスでは、国語算数英語以外の科目も行っていて、また個別なので一人一人使っている教材や勉強内容は変えている。パズルやゲーム形式の勉強も積極的に取り入れている。これが個別の良いところで、その生徒の好き嫌い・得意不得意などを考えながら教材や勉強内容を変えている。

 

 

集団授業だとできないことでも、個別指導ならできる。しかも学年に関係なく教材を勧められるので、得意な科目は1学年先のものを、苦手な科目はむしろ1学年前のものを勉強することもできる。昔小学6年生で中2の教材をやっている生徒がいたけど、これも個別指導の利点だと思う。周りの学力を気にせずに進められるからね。

 

 

日本の都道府県は、中学1年生の頃にテストが行われる。都道府県名と県庁所在地をすべて覚えるというもの。しかも漢字で書かないといけない。当然いきなりこれを小学生に行わせるのは大変だし、何よりつまらない。だから最初はパズルゲームでいい。漢字はまだ書けなくてもいいから、何県がどこにあるのかをゲームをしながら覚えていく。

 

 

こうやって段階を踏んで、上達していくことが土曜日クラスの目的である。ただ、個別指導だからといって、先生が手取り足取り指導することはない。あくまで自分で勉強をするのが基本。それを先生は見守っている。もちろん、わからない問題の解説や、次はどの科目をやろう!などの提案はするけど、基本は生徒が自分で進めていく。

 

 

小学生のうちに、集中して黙々と勉強をする経験を積むことは、その後の集中力に関わってくると思う。以前、小学生の土曜日クラスを全員必修にしたいと書いたけど、小学生は集団指導と個別指導を両方兼ね備えた方が良さそうだな。と改めて感じた。