神奈川県川崎市の塾|OKUNO塾のつぶやき

JR南武線 武蔵新城駅|毎日8:30更新

偏差値が10以上低いんですけど志望校に受かりますか?

とある塾の先生からこんな話を聞いた。

 

「偏差値が10以上合格基準より低いんですけど志望校に受かりますか?」と中学受験予定の親御さんから入試1ヶ月前になって相談があったと。

 

高校入試だと、あまりこういう質問はされない。

 

特にOKUNO塾では継続力を重視しているだけあって、短期間で1発逆転合格!!を求めてくる親御さんは全くいない。

 

 

 

そもそも1発逆転はほぼ不可能だと思っている。偏差値が10以上離れていて、残り1ヶ月しかなかったら合格は無理だ。なんなら、偏差値が基準より1足りないだけでも、8割以上は落ちるだろう。

 

スポーツの世界では、あと1ヶ月でうちの小学生の子供の50m走を、9秒から6秒にできますか?などとは聞かれないと思うのだが、教育の世界だと、割と頻繁にこういう質問が出てくる。

 

そして、毎回この手の話を聞くたびに「なんでもっと早く準備しなかったんだー!!」と思ってしまう。

 

ちゃんと準備をしている親御さんは、塾に行く前からすでに家庭内でいかにコツコツ勉強させるかを考えているし、いろいろな仕組みづくりを行なっている。

 

塾に入るのは小学4年生からでも、それまでの間に家庭内でできることはたくさんある。

 

一方で、冒頭に出てきた1ヶ月前に質問をしてきた親御さんは、小学6年生の12月まで準備をしていないし、しかも、いまだに他者に裏技を求めている。

 

正直、これでは受からない。

 

学力足りないということもそうだけど、それ以上に親御さんの理解不足や杜撰な戦略が原因である。

 

 

 

大事なことは裏技を求めることではなく、地道にコツコツと時間をかけて準備をすること。逆転合格を狙うのであれば、とりあえず中学は身の丈にあったところに入り、高校受験で挽回できるように、今からコツコツ中3まで頑張ればいい。

 

でも、こういう親御さんに限って、また中3になってから焦り出す。中1中2で成績が低くても特に対策は取らず、ギリギリになって焦る。だからまた失敗する。

 

この現実は誰かが教えてあげないと、このサイクルからは抜け出せない。

 

 

 

話を聞く限り、やはり中学受験の塾は大変そうだなぁ。

 

生徒への授業だけでなく、親御さんへの期待値コントロールに時間が難しそう。