先日、ネット上で話題となっていた「文章が読めない人」について。
文章を読めない人かどうかは文章を音読させると大体わかりますよ。読めない人は文章にない助詞や接続詞を勝手に足したり、逆に省いたりする。読めない漢字が出てきた時に詰まったり辞書を引こうとしたりせず、勝手に飛ばすか造語する。塾講師のバイトをしていた時にベテランの先生に教わりました。
— 松下哲也 (@pinetree1981) 2022年1月12日
これは、本当にその通り。
自分で書いていない言葉を足したり、あるいは、書いてある言葉を読み飛ばしたりする。
数年間のバイト経験だけでも、こういう生徒はかなりいました。
— 松下哲也 (@pinetree1981) 2022年1月12日
つまり、読めない人は、この世に存在しない文章を自分で作って、その文章をさらに独自に解釈しているわけだから、著者はさすがにそこまで責任持てないわけです。これを改善するのは教育の問題です。
— 松下哲也 (@pinetree1981) 2022年1月12日
読解力がない生徒を目の当たりにし、OKUNO塾の小学生クラスでは去年から国語の授業をとっている生徒に音読テストを実施するようになった。
その際、先生は生徒が読む本文のコピーを手元に置き、読み飛ばしなどがないか1文字ずつチェックをする。(これが結構大変。。。)
そうすると、いかに読めていないかがわかる。
音読の効果はすごい。
ちゃんと音読を続けると、どんどん言葉も覚えるし、読み飛ばしなども減ってくる。
だから、全ご家庭で導入してほしい。
ただ、ちゃんと本文のコピーを親御さんの手元に置くことが重要。
以前、音読を毎日やっているという生徒が体験授業に来たが、実際に音読をしてもらうと、全然読めないということがあった。
漢字もテキトーに読むし、読み飛ばし(特に助詞の読み飛ばし)も多かった。
つまり、ちゃんと親や先生が音読の内容をチェックしてあげないと、テキトーな音読が身についてしまう。
何事も、雑にやったら効果は出ないので、やはりちゃんとチェックをするなどのサポートが必要だ。